【水俣芦北】江藤長利・県東地区長が講話「倫理実践で職場もガッチリ!」
熊本県 水俣芦北倫理法人会モーニングセミナー
10月19日のモーニングセミナーでは、熊本県倫理法人会 江藤長利・県東地区長(江藤建設㈲代表取締役)が、「倫理実践で職場もガッチリ!」をテーマに講話を行いました。以下は講話の抜粋です。
1956年3月28日生まれ、66歳。九州東海大学工学部土木科卒業。阿蘇から出た事がない。25歳の時に江藤建設を起業し、現在42期目に入っている。
2007年7月、阿蘇準倫理法人会が開設され幹事になる。11年6月、阿蘇倫理法人会が設立、副会長を経て13年9月、専任幹事を拝命して真面目にモーニングセミナーに参加するようになる。
建設業は倒産する企業も多い。労働時間が長く、高齢者が多い業種である。少子化の影響もあるが、下から上がってくる労働者は少ない。土木工事は、公共工事が80%を占める。少しずつ労務単価は上がってきているが、「どのように努力するか」が生き延びるか倒産するかの分かれ目になる。
当社は、労働力不足を補うためICTを導入した。以前よりICTの勉強をして準備してはいた。建設技術が進んでおり、設備投資は大きいが、導入によって難しい仕事を受注することが出来た。盛土のときに均等にしっかり転圧できるところが良い。
また、ベトナム人技能実習生を受け入れている。最高22人在籍していたが、現在は15人ほどが勤務している。彼らの為に一戸建ての家をいくつか購入し、寮として設備している。入社決定から来日までに約半年かかる。来日3年で日本語がある程度できるようになり、実習生の資格では最長5年間在留できる。
また、技能実習生受け入れ団体として『AIA事業協同組合』の設立を少子化の為に決断し、ベトナムの他、インドネシアやカンボジアからの受け入れも行っている。
日本語の試験に落ちて失踪したり、他の会社に転職する実習生も少なくないが、「職場の教養」を使った指導や自動車運転免許を取得してもらい、現在、日本人女性と結婚する男性もできてきた。
去る10月13日、5回目の倫理指導を受けた。できるだけ多くの方が倫理指導を受けて実践すると、倫理法人会の会員に倫理指導の良さが伝わると思う。
私の場合、「毎朝4時に起きたらよい」と指導された。それまでは、阿蘇倫理法人会、熊本東倫理法人会、光の森倫理法人会、菊池市倫理法人会の4か所のモーニングセミナーに参加する日だけ午前4時に起き、その他は6時ごろに起きていた。しかし、倫理指導を受けてから毎日4時に起きるようにして、調子が良くなっている。
高校時代は、写真に写るときニッコリできなかったが、今ではどの写真を見ても自分の顔がニコッと笑って写っている。これが一番嬉しいことで、いい人生を送れると思っています。ご清聴ありがとうございました。
この講話文は、講話者の承諾をいただいて掲載しています。