【水俣芦北】森下國博・幹事が講話「事務局日本一を目指して」
建設会社「総務事務」の仕事を経験
1月26日のモーニングセミナーでは、水俣芦北倫理法人会の森下國博・幹事(すこやか企画)が、「事務局日本一を目指して」をテーマに約30分講話を行いました。以下は、講話の抜粋です。
私は、1993年に株式会社松下組に入社してから約23年間お世話になりました。最初から最後まで総務事務の仕事をさせていただき、契約書作成や電子入札業務のため、ワープロやパソコン、インターネットも学ばせていただきました。
2016年3月、64歳で会社を退職しました。その後、すぐに当時の会長から「事務局をしてもらえないか」とお話があり、9月から夫婦で事務局の仕事を始めることになりました。翌月、自営業としてパソコン・インターネットの個人指導を業務内容とする「すこやか企画」を立ち上げ、当会の委託業務として事務局の仕事を請けています。
翌年3月、当会20周年記念行事の前に入会。最初妻からは「今の家計で月1万円は難しい」と言われましたが、私が病院のドライバーのアルバイトを週3回するからという条件で、何とか正会員として入会することができました。
富士研で「最も大切な人は絶対に妻である」と確信
18年1月、富士研に初めて参加。熊本県から約30人、全国から約100人が参加しました。班ごとに分かれて「挨拶実習」や「トイレ清掃」などグループ行動の体験、「山林の山道を裸足で行軍」、「玉砂利の上での瞑想」など貴重な経験をさせていただきました。
その中で、「自分にとって大切な人を10人書いてください」という講座があり、私にとって大切な人は家族や兄弟、両親であるが、最も大切な人は絶対に妻である、と確信しました。
19年3月、病院のドライバーとして食事運搬中に運搬車が大破する事故を起こし、病院には多大なご迷惑をかけてしまい、退職することになりました。
私は、事故をきっかけにアルバイトをやめ、事務局の仕事に専念することにしました。具体的には、すこやか企画の仕事として次の三つを決意しました。
- 水俣芦北倫理法人会フェイスブックページを毎週更新する、
- 会報「倫理みなきた」(隔月)を発行する、
- モーニングセミナーの案内を顔写真入り・カラー刷りで作成する
会長や会員さんのためになるということが、「最上の喜び」(喜働)であり、個人としてもスキルアップができて、とても喜んで事務局の仕事をさせていただいています。
「いい夫婦になる」ためには「感謝」「敬愛」「受容」
妻の口癖は、「二人合わせて半人前」です。最近になって、その意味がやっとわかるようになりました。私が一人前でないため、妻は慣れない営業の仕事をして、多額の借金をして家計を支えようと努力してくれました。今は、習字教室を主宰しながら事務局の会計の仕事もすこやか企画の確定申告もしてくれています。
私は、以前ビデオ講座で「栞」の学習をさせていただいたとき、「いい夫婦になる」ためには「一に感謝」、「二に敬愛」、「三に受容」であると学びました。互いに相手を変えようとしないで、そのまま相手を受け入れる、受け止めるということです。まだまだですが、年齢を重ねるごとに、だんだん心を開いて何でも話せるようになりました。
今では、毎朝、「愛してます!」「愛してます!」「愛してます!」と三度唱和してハグして一日を出発しています。ご清聴ありがとうございました。