【高校において『心幹』を育み、人生育成!】講師 宮田 晃宏 氏 水前寺倫理法人会経営者モーニングセミナー
【水前寺倫理法人会】本日の即効レポート
11/30(木)6:00~7:00 @ホテル熊本テルサ
🌸第187回 水前寺倫理法人会 経営者モーニングセミナーを開催しました。
◎テーマ『高校において『心幹』を育み、人生育成!』熊本北倫理法人会 会員 熊本県立鹿本農業高等学校 教諭 宮田 晃宏 氏をお招きしてご講話頂きました。
さて先週は祝日のため休会でありましたので今週は1週空いてのモーニングセミナー
毎週参加していると1週空くだけでもすごく久しぶりな気がして新鮮な会場でありました。
また本日は沢山の方々のご来場があり、入会式もありと盛りだくさん
活気あふれる水前寺倫理法人会です。
スタートは当会会員の吉良山さんより会員スピーチを頂きました。
前職は本日の講師と同じく教職につかれていらっしゃいました吉良山会員
自分が変わればあいても変わるというテーマで素晴らしいスピーチを頂きました。
そして本日の講話者 宮田講師の登壇
沢山の資料まで用意していただきしっかりとした事前準備をされ万全をきしてのお話であります。
冒頭は農業高校の実態ということで荒れた学校の状況のご説明が始まりました。
教師絵の暴力なども珍しくない校内の状況、保護者や教育委員会へのクレームなども頻繁にあるなど
学ぶ環境として状況はとても良くない状態だったそうです。
周りの先生からも「なんでもありの学校」と言われているほど。学校側も諦めている様な状況でした。
そんな宮田講師学校では食品加工を教えていられるそうですが
実は農業だけでなく沢山の資格をお持ちであります。
そこで先生が生徒に向けて力をいれて教えている事は「心幹」
スポーツなどでよく言われている「体幹」という言葉がありますが、それの「心」バージョンとでも言うようなイメージで先生が独自に教えられている考え方だそうです。
その中には「書かせる指導」週に1−2回しっかり文章を書く習慣を持ってもらうために徹底した指導を行っていらっしゃいます。
小論文がかけるようにまで育てて書いた文章を保護者にも送付してもらうなどをおこなっており提出しない生徒には書くまで付き合うといった熱い指導を続けられました。
結果としては生徒たちが今までなかったような進路を目指すような状況も生まれ教員になった生徒さんなど沢山の道に羽ばたかれていくきっかけを作られたそうです。
講話の中ではこの「書かせる指導」のなかで生徒達の書いた文章などもご紹介していただきました。
家庭環境が良くないと話す生徒。入学時は不良のような子達が立派に大学に入っていくさまなど、本当に素晴らしい実績が出ていてしっかりと結果を出すまで取り組まれている講師の沢山の時間をかけて丁寧にやってきた教育の賜物だと思います。
立派になった生徒たちの事を誇らしく嬉しそうに語る講師
そのとても良い顔を見ると本当に頑張った生徒達、そして人間の成長を信じている先生のとても素晴らしい関係を感じました。
世の中には人生を諦めそうになった人達が少なからずいると思います。
しかし講師のような先生と出会える事、頑張れる事を知ることそして「心幹」を鍛える事。
それは誰にでもチャンスがあるわけではないかもしれませんが今日の学びで人と人とが信じあって生きていくという事の可能性や
講師のように人のために尽くす本物の指導者がいらっしゃると言うことを知りとても感動しました。
皆さんの家庭や会社。人と連れ合う事の中で自分の子どもや社員の皆さんなどへの接し方や考え方。
相手を信じて熱量をもって接していくことの大事さを学ぶことができました。
最後に講師が教職について時の卒業アルバムと現在の卒業アルバムを見せていただきました。
荒れ果てた学校が今では高校生らしいとても清々しい笑顔
皆で作り上げるとても良い雰囲気。頑張ることが美しいという空気を作ること。そのために努力を惜しまないこと。
今日お話を聞いたみなさんも自身の環境において実践ができる大きな学びがあったのではないでしょうか
「書かせる指導」書くことで自分の心の声を聞く、表現する事の大切さ。
まさに「心幹」を鍛えるトレーニングの必要性と重要性を感じる講話でありました。
宮田講師 本日は素晴らしい講話を誠にありがとうごいました。
本日も朗らかに安らかに喜んで進んで働きましょう