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講話者：熊本市南倫理法人会 副専任幹事 株式会社テンジン 代表取締役社長 大野貴子 氏

テーマ：「『simple is best』～倫理で学んだ「これでよし！」～」

2023年4月4日（火）、第502回経営者モーニングセミナーが開催されました。

 

本日は、熊本市南倫理法人会 大野貴子 副専任幹事をお迎えしての経営者モーニングセミナー。遅咲きのデビューとご自身が仰る通り、会員一同が待ち望んだ講話でした。熊本市南倫理法人会を安心・安全の場と語る大野副専任幹事。その裏にはご自身の会社で経験した社員さんとの関係や、その過程を経て身に着けた傾聴が深く関わっていました。

 

自分が相手を認めると相手も応えてくれる

私が行っている実践をご紹介します。先手の挨拶の実践。始業は9時半だが、私は8時半に出社する。従業員は9時10分ぐらいからボチボチ出社してくる。出社してきた社員に対して先に「おはようございます」と挨拶するようにしている。それから、ハイの実践。社員さんから呼ばれた時に「ハイ！」と快く返事するようになった。朝礼では職場の教養を活用している。輪読リーダーの感想は多種多様だが、全てを受け止める。自分が相手を認めると相手も応えてくれることがわかった。そういう感覚は全然わかってなかった。倫理を勉強している人たちはそういう雰囲気を持っている。熊本市南倫理法人会がいかに温かいかを物語るエピソード。堤相談役はとても多忙な方なので、奥様が代理で出席されることがある。奥様は他の団体は緊張するけれど、倫理の会合は安心して来れると仰っている。本当に温かい会だと思うし、これを多くの人に味わっていただきたい。

 

話を聞くか聞かないかの線引きが無くなってきた

倫理法人会では色んな人の話を聞くことができる。今までは自分のためになる話とそうでない話を線引きしていた。色々な方の話を素直に聞くということができていなかった気がする。講話も最初は断り続けていた。理由は、私が皆さんにお伝えすることが無いと思っていたから。でも講話を受けたのは、そういう線引きが自分の中で無くなっているのを感じたから。栞にも「人生神劇」と書いてあって、主役は己自身とある。私は、自分自身が主役なんだよというのを人の分まで分かってあげないといけないなとわかった時に自分のことを皆の前で話す気持ちになれた。

 

会長挨拶、髙見会長は体調不良にて欠席（お昼には復活されてたので皆様ご安心を）。代打、堂原副会長。私は髙見会長に常々、「あんた自分の体をサイボーグと勘違いしとらんか」と声を掛ける。私は先日孫と釣りに行き、ガラカブをたくさん釣ってきて、とってもリフレッシュできた。休むことも大事とのこと。

 

会員様の誕生日を祝うコーナー。

 

本日は39名のご出席をいただきました。ご参加いただきました皆様、早朝より誠にありがとうございます。

 

以上、熊本市南倫理法人会 広報委員 宮村陶太（有限会社CAM建築設計事務所）がお送りいたしました。

また来週、サイナラ～。

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