熊本県倫理法人会

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3月23

【水俣芦北】古澤嗣佳子・水前寺幹事がMS講話

熊本県 水俣芦北倫理法人会モーニングセミナー

令和5322日のモーニングセミナーでは、熊本県水前寺倫理法人会 古澤嗣佳子・幹事(ミュージックサロンf代表)が「命の根本は両親・全てこれで良し」をテーマに講話を行いました。ご両親とのつながりを明らかにしながら、倫理の素晴らしさを強調されました。以下は、講話の抜粋です。

・倫理法人会への入会のきっかけは、約2年前に私が音楽教室を開業しようと熊本市ビジネス支援センターに相談に行ったときです。そこで経営のノウハウを教えていただき、心の経営を心得るべきということで倫理法人会を紹介され、水前寺倫理法人会のモーニングセミナーに参加して入会しました。

・入会した翌月に、熊本県倫理法人会40周年記念誌「四十年のあゆみ」という冊子が配られ、めくっていたら父の写真があり、びっくりしました。電流が走りました。さらに玉名倫理法人会のページには「初代会長:平山秀敏」という父の名前があり、これにも驚きました。父が倫理の活動を一生懸命していたという記憶はありますが、中心になって頑張っていたことはわかりませんでした。父は天にのぼりましたが、私が倫理法人会に入会したのは父の導きだったのではないかと思います。

・私は6歳まで北九州市で過ごしました。父が喘息になったため、脱サラして玉名市に引っ越ししたので、小中高と玉名市で育ちました。玉名高校を卒業した後、東京の武蔵野音楽大学で音楽を学び、昭和60年に帰郷して父が経営する幼稚園で働きました。

・私が始めた管楽器教室は始めてからまだ2年で実践の結果が乏しいので、父の実践と結果をお話します。父は、母が結婚するまで保育士だったので、それを生かして幼稚園の経営を始めました。

・父は優しい人でしたが、学校法人として幼稚園を設立し経営するのに産みの苦しみがあり、また父が保証人倒れするという二重苦で、両親の夫婦喧嘩がやみませんでした。そうした中で私が中学生の頃、父は朝起きをするようになり、4時に起きて「朝の集い」に毎日出かけるようになりました。

・また父は、お墓参りをひんぱんにするようになりました。天草の大矢野にお墓があり、結構な頻度でお墓参りをしていました。父の両親や先祖に感謝していたのだと思います。そのうちに夫婦喧嘩は収まっていました。

・もう一つ実践していたことは、何が起こっても「これがいいのだ、すべてこれで良し」と自分にも、また私達にもよく口にしていました。だんだん園児が増えて来て、いい雰囲気の幼稚園に変わり、職員も途中で辞める人がいなくなりました。入職する方への条件として、23日の富士研修に参加することをお願いしていました。

・私が音楽の先生として幼稚園に入り働いていた時は、まさに倫理法人会の「活力朝礼」をしていたことを思い出しました。「挨拶実習」や「ハイの実習」、「職場の教養輪読」もあり「7(セブン)アクト」も唱和していました。父は保護者の皆様にも倫理の学びをしっかり伝えていたことを懐かしく覚えています。

・「我が命のもとは両親である」。シンプルで当たり前のことですが、気づかせていただいたことは有難いことです。ご清聴ありがとうございました。

この講話文は、講話者の承諾をいただいて掲載しています。