熊本県倫理法人会

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2月02

【水俣芦北】菅みどり・熊本市南副会長がMS講話

令和521日のモーニングセミナーでは、熊本市南倫理法人会 菅みどり・副会長((有)コンパスポイント会長)が「『simple is best』~倫理で学んだ「これでよし!」~(幸せの法則)」をテーマに講話を行いました。以下は、講話の抜粋です。

・倫理に出会っていろいろな勉強をしてきたが、私の場合、勉強するたびに落ち込みます。元気にならないです。なぜかというと、やれていないからです。しかし、モーニングセミナーに参加すると、キラリと光る一言を気づきとしていただいている。

1951年生まれ、今年72歳。今年は兎年で、私の年だと思う。ぴょんぴょん跳ねてニコニコして生きたい。

・私は子供のころから引っ込み思案で自分のことを決めきれない性格でした。実は、顔にニキビがあってコンプレックスがあった。そのことがいつも付きまとっていた。

・職場結婚してから、私は退職して3人の子育てをすることになる。私にできることは、内職や新聞配達の仕事。新聞配達は、ポストに入れれば良かったので一人でもくもくとすることができた。その後「集金してほしい」と言われ、苦手だったがお金になるので始めた。だんだん度胸がついてきて他人と会話できるようになった。あれは訓練だったと思っている。

・そうした中、友達から化粧品を買ったのがきっかけで化粧品の仕事をスタートした。勉強会に行って前で聞いていたら、エステティックの講師が「あなたのお名前は何?」と聞いた後に「申し訳ないけど、汚いね、どうしたの? その顔」とズバリ言われた。そして、「あなたには笑顔が必要よ。鉛筆を口にくわえてごらん。笑顔一つあったら人生が変わる。ニコニコしたら、友達が寄って来る」と言われた。

・エステティックの仕事を30歳の時に始めた。その後42年間この仕事をやっている。その出会いがあったから今がある。人に会うというのは、こんなにすごいことなのか、と思う。

・私がエステを始めたころは急成長の時代。熊本市内下通り、上通りなど次々に出店して従業員も増え年商1億円を超えていた。そして、次々に独立していった。平成18年に、熊本市内南区に一つにまとまって小さな本社ビルを建てて再スタートした。

・長女、次女、長男の3人とも一緒にやったからこそここまで発展できたと思う。ところが、長女が40歳になったころ、「自分が社長になりたい」と言い出した。私は、まだ早いと思った。すると長女は、「自分でやります」と言って勝手に独立した。

・つぎに美容師をしている長男が来て増築して共に働いていたが、考え方が違うため次女や私の考えと合わず、出て行くことになった。

・子供たちのことは気になるが、私の考え方を変えることにした。長女も長男も「健康であれば良い、これが良い」と。3年前からコロナ感染症で仕事に影響が出始めたため、多くの社員が自然に退職していった。

・コロナは、整理の期間でした。子供たちのために購入していたマンションなど3棟ほどを売却した。5年ほど前に夫がなくなり山都町にある夫の実家が空き家になっていたため、そこに移り住んで、草刈りやフットパスコースを歩いて自然の中での生活を楽しんでいる。70歳を過ぎて、やっと、これでいいのだと思う。死ぬときに「これで良かった」と思える死に方をしたい。ご清聴ありがとうございました。

この講話文は、講話者の承諾をいただいて掲載しています。