【水俣芦北】吉井和久会長がMS講話「覚悟を定める」
熊本県 水俣芦北倫理法人会モーニングセミナー
9月7日のモーニングセミナーでは、水俣芦北倫理法人会 吉井和久・会長((株)まるごと農場代表取締役)が、「覚悟を定める」をテーマに講話を行いました。
吉井会長は、新年度役員を紹介した後、昨年1年の歩みを振り返り、「出方が多く精神的につらいことも多いが、鍛えられている」と述べました。「正直晩酌が多くなり、焼酎の量が増える」とユーモアを交えながら、「自分が参加すると決めれば参加できることがわかりました」と総括。新年度においては、全役職者が一つになって様々な会合に積極的に参加するよう呼びかけました。以下は、講話の抜粋です。
・最近、稲盛和夫さんがお亡くなりになられましたが、稲盛さんの「誰にも負けない努力をする」という言葉が好きです。
・今までは、二者択一でした。しかし、水俣芦北倫理法人会会長の仕事と自分の仕事を天秤にかけるものではないと思う。自分が決めればできるのです。
・令和5年度の「モーニングセミナー」「水俣芦北倫理法人会」のスローガンを『即行実践 泣こよか ひっ飛べ 水俣芦北!』にしました。苦難に接した時、あれこれ考えずに実践する、行動すればなんとかなる。そういうつもりで一年間を頑張ろうと思います。
・私は最初、「万人幸福の栞」のことばが、すなおに受け取れなかった。仕事も一生懸命やっているので、私は正しいと思っているが、結果が思うようにいかないので、最初の5年間は受け入れられなかった。しかし、富士研で滝行の時に「冷たさに抗(あらが)ったらダメだ」と指導を受けて意識したら、すうーっと受け入れることができた。受け入れる覚悟をしたときに受け入れられた。
・苦難があった時に、なんでこうなのか?と思いながら、過去や未来のことを考えてばかりで正面から受け入れようとしない。正面から受け入れる覚悟をしたときに、自分は間違っていた、と思えるようになる。「俺は正しい」と言うときは、「原因は他にある」と思っている。
・会長や役職を引き受ける時は、与えられた役にいかに向き合うか。受け入れる覚悟をすると全個皆完の原理、「これがよい」という言葉の意味がわかるようになります。腹を決めて役に向き合って受け入れることで、一歩を踏み出せます。本年度、もう一段レベルアップしていきたいと思っているので、皆様のご協力をよろしくお願いします。