熊本県倫理法人会

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6月14

【 実践した会社は必ず儲かっている 】熊本市南 経営者モーニングセミナー

講話者:大分南倫理法人会 副会長 栗林栄太 法人レクチャラー

テーマ:「儲かっている会社と儲かっていない会社~倫理は実は儲かる~」

2022年6月14日(火)、第463回 経営者モーニングセミナーが開催されました。

 

 

情報を集めるには情報を発信した方が良い

昨晩(前日に開催された経営者の集い)は家庭の話をしましたが、今日は経営の話をしようと思う。まずは自己紹介。別府生まれの小倉育ち。祖父は天草市本渡生まれで済々黌、満州の大学、戦争が終わって別府に引きあげてきた。祖父のお墓は熊本、妻の両親も含めてお墓が点在しているので、どうしたもんかと思っている。法人レクチャラーのデビューは熊本市中央倫理法人会で、当時堤県央副地区長が研修委員長であったことを覚えている。妻と子ども3人の5人家族です。自分はもっと勉強がしたいと思い、現在大学院に通っている。修士課程は終わり、まだ学び足りないので博士課程まで。主に事業承継の研究をしている。後継者がいないことはとても困ったこと。私は社員に「いつでも辞めるから所長変わってくれ」と常日頃から言っている。コロナが始まってから、積極的にSNSを更新している方に出会い、自分も130日連続でSNSを更新。現在は土曜日におすすめの書籍紹介、日曜日に経営のことを更新している。情報を集めるには情報を発信した方が良いと実感した。ここで、皆様にお勧めの書籍を1つご紹介します。「13歳から分かる7つの習慣」。これを社員に読ませると変わった。ある従業員から、「テレビでドラマやバラエティを見ることをやめました」と報告があった。この本を社員教育で使っている社長さんは、「これが社員教育の究極だよね」と言っていた。今では1週間に1冊本を読むことを実践している。社員には「机の上は滑走路」と言い整理整頓させているが、自分の机は本が山積み。おかげで地震の時に雪崩が起きた(笑)。朝6時に出社して、5時に帰る。とっとと帰る。1時間運動してご飯食べて、再度出勤して10時まで仕事する。人の2倍は働こうと意識している。私は超がつくほどの自己中でしたが、倫理法人会に入会して変わることができました。

 

当たり前のことを当たり前にできている会社が儲かる

経営理念の中には、お客様満足度の事と、プロフェッショナルとしてスキルを上げること、社員満足度の事が謳ってある。この中でも社員満足度が一番重要だということは、社員に常々言っている。社員さんが一斉に辞めたり、急に辞めたりして、事務所を2回か3回崩壊させた経験がある。原因はコミュニケーション不足。自分が効率人間なので、無駄なことが嫌い。用があったら声をかけてと言って自分からコミュニケーションをとっていなかったので、必要な情報が集まらないことがわかった。コミュニケーションをとることのメリットは、①ミスが減る、②スピードが上がる、③やる気が湧く、④助けることができる、⑤個人の成果とチームの成果が狙える。儲かっている会社の共通点は、当たり前のことを当たり前にできている会社。当たり前とは何か。よく商売と経営は別と言われる。おいしいケーキ屋さんでも儲からないことは多々ある。逆においしくないケーキ屋さんでも儲かっているところもある。最近、スピードは付加価値だということに気が付いた。倫理で教わることが当たり前にできていることが重要。倫理法人会では、倫理的な思考が身につくが、思考で終わっている人が多い。倫理はあくまで実践。実践している会社が儲かっている。例えば、活力朝礼を導入して、職場の教養を輪読しているとか。私の場合は、セブンアクト斉唱で会社がガラッと変わった。即行ですよね、と社員の会話の中でセブンアクトの言葉が出てくるようになった。また、挨拶や電話対応等も発声が大きくハッキリとしてきた。私は会社で1年に1つのスローガンを掲げる。去年は自己成長だった。大人になったら、自分しか自分を成長させてくれない。経営者の仕事は方向性を示すこと。方向性を示さないと会社がブレる。だから経営理念が大事。経営理念を浸透させるために、朝礼で斉唱したりするが、自分のところはイマイチうまく浸透できないでいた。そこで、経営理念にかっこ書きで注釈を入れてみたところ、これでズバッと浸透した。

 

社員の過半数が自立すればガラッと変わる

他に実践していることは、5S。5Sで職場環境を整えた。また、仕組み作りも強化している。ミスをした時に、申し訳ありませんと謝罪されるが、どう改善するのかの仕組みを考えた上でないと謝罪は認めない。能力に頼らず仕組みで解決できるようにしている。任せることもすごく重要。任せるということをよくよく考えると、PDCA。①教える、②やらせる、③報告を受ける、④アドバイスをする。報告をさせるのではなく、任せるということは報告を受ける義務があるということ。これが任せるということ。すると社員が自立した。自立とは、「自分で考え」、「自分で行動して」、「自分で反省する」こと。最近はプラス自己成長も必要だと思うようになった。しかし、全員自立することは無理。社員の過半数が自立するとバンッと変わった。これがきちんとできている会社はとんでもなく稼ぐ。できなかった社員も引っ張られるようについてくるようになる。この考え方の根っこは倫理。倫理を経営に落とすとこういうことになる。倫理的な社員さんがどれだけいるか。私は社員さんに会社に尽くさなくていいよ、お客様に尽くして仲間に尽くしてと言っている。社員の犠牲の上で成り立っているものは長続きしない。一方、社員から会社を食い物にされてはいけないのできちんと利益出してねと併せて伝えている。

 

「いくら利益を出せばいいですか?」の回答

目的と手段を勘違いしてはいけない。例えば青信号になったら道路を渡ると教えられたが、目的は道路を安全に渡ることであって、信号は安全に渡るための手段。青信号でも車は突っ込んでくる可能性があるから、あくまで手段として使いなさいと教えている。ヒト、モノ、5Sをやっている会社は大丈夫。また、赤字でも減価償却している会社も大丈夫。在庫評価しない会社は危ない。黒字経営は当たり前として、預金がいくらあるかが重要。現預金は最低でも半年分の運営資金、欲を言えば1年間あれば潰れない。よくいくら利益を出せばいいですかと聞かれるが、私は経常利益率10%を目指してくださいと言う。経常利益率10%ということは、税引き前利益8%、税引き後利益5%。これを20年間続けていると売上高と同額の現金が社内に残る。これでまず潰れない。これぐらいやらないと会社は長続きしない。きちんと稼いで、きちんと使ったらお金は生きる。

 

感想シェア会での講師の一言

自分はお客様100に対して自分1だが、お客様から見たら1対1。これがわからないと足元をすくわれるから気を付けること。

 

会長挨拶、モーニングセミナーだけでなく、ナイトセミナーも深く学べる機会なので、皆さんお越しくださいとのこと。

 

会員スピーチは、近藤会員。高見会長に誘われて入会しました。倫理ということは考えたことが無かった。モーニングセミナーに来ると、朝から気合いが入るし、皆さんから力をもらうことができる。私は「喜び」を柱にしている。「みなさん元気に楽しく」がサブタイトル。笑顔を忘れず元気に30年やってきたが、入会するまでにも紆余曲折あったが、そのことも正すことができたかもしれないと思うようになった。夢は熊本に伝統文化村を作ること。外国の方は自国のことを語れるが、日本人は語れない。拠点があればみんなが触れることができるし、外国人観光客も増えるし、雇用も増える。日本でどこ探しても無い施設。倫理のシャワーを浴びながら実現できたらいいなと思っている。

 

本日は、41名の方にご来場いただきました、ご来場誠にありがとうございます。

 

以上、熊本市南倫理法人会 広報委員 宮村陶太(有限会社CAM建築設計事務所)がお送りいたしました。

また来週、サイナラ~。