熊本県倫理法人会

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10月29

【水俣芦北】河副日出海・宇土市倫理法人会会長が講話

令和3/10/27(水)熊本県 水俣芦北倫理法人会 モーニングセミナー

 

10月27日のモーニングセミナーでは、宇土市倫理法人会 河副日出海・会長((株)日出ショー 代表取締役)が、「清らかな度胸~本当の幸せは素直な心から生まれる」をテーマに講話を行いました。以下は、講話の要旨です。

「ハイの実践」だけで、人生が変わる

私は、金属リサイクルの仕事を10年間しています。それ以前は、高校を卒業後、いろいろな会社に12年間勤めました。25歳くらいまでは、仕事が終わったらパチンコに行くような青年でした。ただ、小さいころから「返事だけはいい」と言われて「ハイの実践」だけはしていました。周りの人が、僕がやったことを喜んでくれて楽しくなるような環境だったので、人を信じるように育ってきたと思います。

私は、20196月に倫理法人会に入会しました。宇土市倫理法人会設立準備の時で、入会と同時に会長になりました。当時は、青年会議所の理事長もしており忙しかったのですが、事務局を一緒にすると経費が半分になるのでラッキーと思い、入会しました。準倫理法人会のときから100社を目指してきましたが、青年会議所の会員を倫理法人会に誘ったため負担をかけてしまって申し訳ない思いを持ちながら、葛藤することもありました。しかし、熊本県倫理法人会の役員の方たちがずっと寄り添って協力していただいていたので、その気持ちを裏切りたくないと思って歩んできました。自分にできることをしっかりやっていこうと続けてきました。

そもそも仕事とは、より多くの人のことを考えて実行していくことだと思います。事務所に来る人には、誰であってもお茶を出すように心がけています。ガソリンを給油する人や材料を届ける人であっても取引先の方には、お茶を出すように社員にお願いしています。すると、後日立ち寄ってくれて、僕の会社のことを考えてくれて、いろいろ気遣ってくれるようになります。

幸せになる原理原則を学ぶところ

倫理法人会は、幸せになる原理原則を学ぶところ、とある方から言われました。経営者は未来を予測して前に進んでいく必要があります。歴史には、螺旋(らせん)の法則があります。螺旋上に繰り返しながら発展していきます。また、易・不易の原則があります。金属リサイクルの仕事でも、変えなければならないところと変えてはならないところがあります。両方を考えることで、会社は進化していきます。

宇土市倫理法人会を百社達成するためには、なかなか難しい「ハイの実践」の体験でした。県のいろいろな役職者の方が来られて、なんとかしないといけないと思いながら、仕事の方は一人で何でもしていて身を削る思いで働いているところでした。そうした中で、当時の江﨑・県西副地区長が会社に来られて、私の心を変えて一緒に闘おうと努めてくれました。その気持ちがわかったとき、この人たちを信じてみようと思いました。そして宇土市のために生きる心を植え付けて下さいました。

「清らかな度胸」とは、相手を思う心

最後に、本日のテーマである「清らかな度胸」は、相手のことを思う心であり、日々積み重ねる実践があれば、夢は必ず叶うというメッセージをお伝えして、私のお話を終わります。ご清聴ありがとうございました。

この講話文は、講話者のご承諾をいただいて掲載しています。