【熊本市南】経営者モーニングセミナー 熊本市南倫理法人会 代田朋之 幹事
両親に思いを馳せる
2021年10月26日(火)、第434回 経営者モーニングセミナーが開催されました。講話者は、熊本市南倫理法人会 代田朋之 幹事より、「本を忘れず、末を乱さず~命の根源を遡って~」というテーマでご講話いただきました。
通信制高校のスタッフをやっています
不登校の子がとても多くなっている。当校にも毎日資料請求が来るぐらい。また、アルバイトをしながら自分で学費を払っている学生もいる。私はそんな生徒たちを尊敬している。倫理指導で感性と感謝が足りないと言われた。禊やトイレ掃除、お札にアイロンをかける、短歌作りを実践している。短歌は完成を磨くための実践。まだ愚痴しか出てこない(笑)。完成を磨くため、続けていく。
父親、母親とはどういうものか
母は10年前に他界。母が花瓶を落として、足に怪我をした。最初は打撲と診断されたが、全身に痛みが出て、5日後には亡くなった。人食いバクテリアが原因だった。私が母に最期に会ったのは霊安室の中。母は放任主義で、体調が悪くても自分で学校に行きなさい、誕生日はお金をくれるだけ、「自分のことは自分で責任を持つというのが代田家の家訓」と言うような人だった。自分は事後報告で東京から鹿児島に移った。最初、母は怒っていたが、しばらくして手紙をくれた。あなたは大事な息子です、頑張ってという内容だった。
父は25年前に他界。クソ真面目で親父ギャグを飛ばす米屋の3代目だった。あまり記憶が無いので、具体的な父親像が無く、自分が子を持つ父親になった時に具体的に想像できなかった。
同級生のシンガーソングライターが書いた歌詞が心に残っている。「母親は無欲の愛、父親は夢を語る」。夢を語ろうと思った。
傾聴のワークを通して
成功者はコミュニケーションの達人。傾聴がコミュニケーションを築く。自分を理解してもらいたければ、相手を理解することに注力する。相手に体を向け、頷きながら聞く。相手との共通点を見つける。相手を思いやる気持ちで聞く。1ヵ月休み&100万円があったら何をするか、両親の思い出を語るの2つのテーマで隣の人と傾聴のワークをしましょう。ワークの感想では、「自分のことを話す機会はあまりないので、新鮮だった」とのこと。この傾聴のワークを通してコミュニケーションを円滑にしましょう。
会長挨拶。会員のアデッソ斉藤様から購入した冬用の赤いジャケットで登場。朝が寒くなり、今日は会長じゃなかったらモーニングセミナーには来ていなかった。熊本城へ久しぶりに行ったが、近代的になりすぎていて、先代の息吹が感じられず残念だった。倫理法人会も積み上げてきた先代に感謝しながら活動していきたい。
会員スピーチ、菅副会長。亡くなった夫の家(山都町)の手入れをキッカケに、夫の自宅に対する思いに触れ、山都町に住む決意をした。仏壇に今日あったことなどの報告をするようになり、自分が商売を始めたころのことを思い出した。これから山都町に根付いていこうと思う。とのこと。
今日は29社30名のご出席をいただきました。いつもありがとうございます。
今週のMASASHI!
朝起きに慣れてきた岡部幹事。しっかり役を全うし、運営に貢献してくれています。ありがとう。ちょっと逞しくなったね。
以上、熊本市南倫理法人会 広報委員 宮村陶太がお送りいたしました~。
また来週お会いしましょう、サイナラ~。