【水俣芦北】4/28MS「1%のひらめき」
令和3/4/28(水)熊本県 水俣芦北倫理法人会 モーニングセミナー
4月28日、水俣芦北倫理法人会のモーニングセミナーでは、熊本市倫理法人会 福島雄介・青年委員長(YOU福 代表)が、「1%のひらめき」をテーマに話されました。
エジソンの言葉に、「天才とは、1%のひらめきと99%の努力の人である」という言葉があります。普通は、99%の努力の方が大切であると言われるが、私はこの1%のひらめきがとても大切であると考えています。ひらめきがなかったら実らないので、常に何かひらめかないかを考えながら生きています。
私は、生まれは熊本の河内です。親の事情で中学生の時に東京に行きました。東京都立産業技術専門学校航空宇宙工学科を卒業して航空自衛隊に入ってパイロットの資格を取りました。しかし、戦闘機パイロットの一員としてやるよりも、自分自身がいかに楽しく生きて情報を発信して生きることが大事であると考え、航空自衛隊を辞めて、熊本へ帰ってきました。
当時の自分の思いを友人に話しても、相手には伝わりませんでした。しばらく落ち込みましたが、何でもいいから一つずつやっていこうと決意しました。河内には農産物がたくさんあるので、みかんやトマトをネットで販売しました。祖父母は5年前にみかん農家をやめていました。しかし、そこにある木のみかんは汚いけど、無農薬でとても美味しかったのです。そのみかんが1~2か月に4~5トン売れました。これは凄いと思って、さらに県内の農産物を売るようにしました。
私は、ただ人に話すだけではなく、エンターテイメントをして、楽しくワクワクすることがあって、そこから情報が入ると思い、自分がそういう場所を作ろう思いました。
河内は、普賢岳と有明海が見えて夕陽がきれいなところです。時々ライダーも集まっていたので、自宅をカフェにして、果樹園をキャンプ場にしてこの場所を有名にしようと思いました。昨年倫理法人会の富士研修に参加した後から準備して、2か月足らずで4月にオープンしました。コロナの時期で暇でしたので、その間にキャンプ場を作りました。
カフェは外が広く風通しも良くて気持ち良かったので、梅雨明けごろからお客さんがどんどん増え始めました。ラジオにも取り上げられて、さらに増えていきました。
そうした中で4回ももらい事故に遭いました。12月にはバイクで走行中に車にひかれて2か月間入院しました。入院中は、毎日1冊以上本を読みながら、たくさん考えました。飲食店は、準備のために仕込みが大変であり、朝から夜遅くまで働き、家族全員が睡眠時間2~3時間という状態でした。
妻からも怒られました。「離婚するか、仕事をやめてほしい」と言われてしまいました。始めたばかりの仕事を止めるわけにはいかないし、離婚するわけにもいかないので、飲食店ではなくできる方法を考えました。カフェの建物を宿泊できるようにして、カフェの営業時間を短くしました。定休日を変えて、家族の負担を減らしました。
アイデアは大事だと思います。お客様が増え、忙しくなって自由な発想が出来なくなっていました。事故に遭って入院したから、自分の時間ができて考えるようになり、自由な発想ができるようになりました。それからは、毎日30分から60分温泉に入るようになり、新しい事業について考えています。河内は景色がいいので、福岡の糸島のようなリゾート地になると思います。来た人は感動して帰る場所だと思います。段々畑にキャンプ場や宿泊施設をつくる計画を立てています。一人ではできないので、応援して下さる人と一緒にやっていこうと思っています。ご清聴ありがとうございました。