熊本県倫理法人会

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11月05

「夫婦想愛」テーマに、稲田夫妻がMS講話

2/11/4(水)熊本県 水俣芦北倫理法人会 モーニングセミナー

11月4日、水俣芦北倫理法人会のモーニングセミナーは、玉名南倫理法人会の稲田豊・専任幹事(一心代表)と稲田美佳・MS委員長(一心専務)が「夫婦想愛」をテーマに講演されました。以下は、講演の要旨です。

稲田美佳・MS委員長;198412月生まれで、大家族の中で育ちました。高校を卒業してホテルに就職し、そこで現在の夫である豊さんに出会いました。豊さんは、その頃キラキラ輝いて見えました。テキパキと動いて、周囲の人への気遣いが素晴らしくて尊敬していました。その後、23歳のときに結婚しました。

だんだん以前見えていたキラキラした光が見えなくなりました。主人は、26歳の時に鬱(うつ)になり、元気がなくなり、私も元気がなくなってきました。主人の異変に気づけなかったことを悔やみました。明るくしようと努めていたら、主人が回復していきました。

昨年、主人が(清掃業の仕事で5年間修業したあと)独立の話をされました。正直、独立してもうまくいくはずはないと思っていました。しかし、主人がモーニングセミナーに参加して帰ってきたとき、目がビー玉のようにキラキラして、いつもの主人と違って見えました。私も行ってみたいと思い、一緒に参加するようになりました。一緒に倫理を学ぶようになって、夫婦仲も良くなりました。

夫婦で思いやる心があれば、夫婦の間に愛が生まれると思います。お互いのことを思うことが大切であり、信頼しあえる心が芽生えてきます。今後、さらに成長できるよう頑張ります。

稲田豊・専任幹事;19851月生まれ。家庭の事情で住み込みで働けるホテルに就職し、そこで妻である美佳さんに出会いました。ホテルで学んだことは、「一期一会」です。ホテルでは、出会いと別れがあります。出会いに価値があると考え、座右の銘としました。

23歳の時に、警備の仕事を始めました。働いたら働いただけの時間給がもらえることにうれしさを覚え、私は、寝ずに仕事をしました。1年後、私は、気が付いたらベッドから起きることができなくなっていました。鬱病と診断されました。しばらくは、妻に食べさせてもらいました。

その後、清掃業の仕事に出会って、お客様に喜んでいただき、感動する体験をしました。清掃すると、私の心もきれいになり、感動します。今は、私にとって天職だと思います。そこで1年修業し、他の会社で4年、合計5年間修業を積んでから独立しました。清掃業として独立するはずでしたが、ある方からのアドバイスで便利屋として独立しました。お客様のニーズに応じて、会社のスタイルを変えていける、それが便利屋だと思います。

最初のころは、利益を求めて仕事していたのでうまくいきませんでした。利益をほしい、ほしいと思っていたからです。倫理に出会って、私の考えが変わりました。実(利益)は、他の人に与え、私は種をもらって他のところに蒔こうと思いました。その種から根っこが伸びて、芽、幹、枝、葉っぱが出て実が実る。それを見るのが幸福だと考えるようになりました。

倫理法人会に出会って、「人は成りたいものに成れる、成ろうと思ったとき、そう成っている」と学びました。私は、成りたいものを決めました。太陽です。「私は、太陽になりたい」。人にとって当たり前に見えるような幸せを分け与えられる存在になりたいと思います。

妻は、「木になりたい」と言っています。私が太陽になって輝けば輝くほど、妻は木なので、大きくなります。そのことが今後楽しみだと思っています。ご清聴ありがとうございました。