「富士研体験報告」水俣芦北倫理法人会 谷端剛一・幹事
令和3/1/20(水)熊本県 水俣芦北倫理法人会 モーニングセミナー
1月20日、水俣芦北倫理法人会のモーニングセミナーでは、水俣芦北倫理法人会 谷端剛一・幹事(看板のステップ代表)が、「富士研体験報告」をテーマに講演されました。以下は、講話の要旨です。
一番最初にやった研修は、「スマイルスキャン」です。ニコッと笑うやつです。(カメラに向かって笑った時の笑顔のレベルを器械が点数で表示するもの)。私は、優秀でした。すぐに百点がでました。ある人は、36点が最高で、それ以上上がらない人もいました。
2日目の「自照清坐」では、玉砂利の上に静座して、瞑想しました。父母が笑顔で出て来て、その時は父親と母親の愛のおかげで生きていると感じました。他の人たちにいっぱい愛を振りまいてくれたおかげで、今の自分があると感謝することができるようになりました。
「トイレ掃除」は、素手で洗うやり方を見せていただきました。「オーっ!」とびっくりしました。トイレをきれいにするのではなく、自分の心を磨くのです。富士研のトイレはピカピカで、気持ちがよく、手で洗っても大丈夫でしたが、これからこちらで実践してみようと思います。
心を磨いて、出会う人にどう接するか、その人を見てどう判断するかが大切だと思いました。出会った人すべてに良くする。これからの人生において、愛を振りまく人生を、すなおに生きていきたいと思います。
私の家は、古くて大きい家で、150年以上経過しています。祖父や父のおかげで住んでいます。昨年の水害で、一部改修しましたが、ここに住めていることが有難いです。私が正しく生きていることで、家庭が守られている、家がつながっている、自分が生かされていることに気づきました。
修了証書に、自分の実践目標を書きました。私は、シンプルに書きました。一つは、「妻の言葉に、ハイと答えて実践します」。二つ目は、「良かった日記をつけます」。私は、かつて事業に失敗してしまい、娘たちの学費を妻の給料から出してもらいました。その頃は、妻が「離婚届」の書類を出すのではないかと、いつもドキドキしていました。私は自殺未遂をしたこともあり、暗い生活をしていましたが、妻はそのような私を受け入れてくれました。
妻に感謝の気持ちが足りなかったと反省しています。妻から、「脱いだ服はかけなさい」と言われても今までしていなかったので、これから言われたら、「ハイ!」と言って、脱いだ服はちゃんと掛けるようにすると決意してまいりました。
そして良かったことを大学ノートに書きます。経営するノウハウはたくさんありますが、基本は家庭や先祖、親子、夫婦であり、親孝行や家庭円満であることに気づかされました。今まで基本がずれていたことを軌道修正できただけでも有難いと思います。
富士研から「ただいま~」と自宅に帰った途端、除菌スプレーをかけられました。その日は家でマスクをして、妻とは離れた部屋で寝ました。朝は、妻が仕事に出かけてから起きるようにしました。PCR検査を行い、陰性だったので、やっと許してもらいました。
最後に、千葉県から富士研にきた人のことを紹介させていただきます。工務店を経営しているSさんという方です。昨年12月26日に初めて倫理法人会を知り、続けて5単会のモーニングセミナーに参加して、富士研修があることを知り、直接富士研修所に連絡して参加された方です。跡取り息子のことを心配していた方でしたが、終わりには「俺が息子を邪魔していた。任せなくてはいけなかった」と反省して帰っていかれました。研修会が始まる前の1月15日に入会申込書を記入して、富士研に参加して、わずか3日間で経営の大切なことに気づいて帰られた姿を通して、ほんとうに感動しました。ご清聴ありがとうございました。
この講話文は、講話者の了解をいただいて掲載しています。