11月26
「ご縁に感謝」、印口八男・八代市普及拡大委員長が講話
2/11/25(水)熊本県 水俣芦北倫理法人会 モーニングセミナー
11月25日、水俣芦北倫理法人会のモーニングセミナーでは、八代市倫理法人会 印口八男・普及拡大委員長((有)クイックシステム 代表取締役)が、「ご縁に感謝」をテーマに講演されました。以下は、講演の要旨です。
私は、昭和24年1月、宮崎県椎葉村に生まれました。42年、熊本県立球磨工業高校機械科を卒業後、愛知県豊田市の亀頭工業(株)に就職、多点溶接機(後の溶接ロボット)機械加工、組み立て、検査などの仕事をして、工程管理、品質管理、原価管理などについて学びました。長兄が交通事故で他界したため、私が帰省しなければならないと思ってUターンしました。
47年5月、熊本市内の(株)オオバに入社、面接時に、「将来独立したいので、一から教えて下さい」と“独立宣言”をしてしまいました。社長も立派な人で、配達から集金、技術職を経験させていただきました。営業に転向してから、主に熊本県南地区を担当。53年に八代営業所開設と同時に所長に就任しました。
オオバの大庭政信社長は、私の育ての親です。その社長から手紙をいただいたことがあり、「人は良いときは寄ってくるが、悪いときは離れてゆく。私は良いときも悪いときも、君のそばにいます」と書いてあり、感動した覚えがあります。
平成3年8月に、八代市の現在地にて独立開業しました。独立するときに女房に言ったら、「食べていければいいじゃない」と言われたことが、とても励みになりました。キャノンの代理店となりOA機器を販売したり、携帯電話が流行りだしたときにパナソニック系列ドコモ取次店を併設しました。またパソコン教室や資格スクール・大栄教室も開設しました。
倫理法人会には、最初お付き合いで入会しました。しばらくして「もういいでしょ」と言って、退会していました。ところが、八代市倫理法人会の役員の方が熱心に誘ってくださり、パソコン教室にも通われたので観念して、平成24年5月に、再入会しました。
その後、八代市倫理法人会の広報委員長、副会長・普及拡大委員長を拝命しながら、倫理を学びつつ普及を進めてきました。丸山竹秋2代目理事長の言葉で「人にすすめることが信念をつくっている。人のためにが、自分のためになる」とあります。空気清浄機を会社で取り扱っているのですが、すでに150台の実績があります。一生懸命にやっていると応援者が現れるということが裏付けられました。
子供のことで、倫理指導を受けたことがあります。当時の方面長からは、「啐啄(そったく)の実践すなわち、雛がかえるとき、殻の内側から合図があるので、親はそれを見逃さないで手伝うこと」を指導されました。当時の私は、後継者として子供を育成しようと無理に親の言い分を押し付けたことを反省しています。ひたすら待つことを学び、辛抱強い親になり感謝しています。
30年1月、富士研に参加しました。「恩の遡源(そげん)」という体験学習で、最も大切なのは、わが命の根源は両親である、と学びました。その後、墓参り、トイレ掃除、清潔清掃の心がけ、食器洗い、洗濯やアイロンがけもするようになり、富士研の学びがとても大きいです。
(以下省略)
講話の内容は、講師の承諾をいただいて掲載しています。