水俣芦北倫理法人会 永田靖・会長がMSで講話
9月9日、水俣芦北倫理法人会のWEBモーニングセミナーは、水俣芦北倫理法人会会長 永田靖・法人レクチャラー(永田渉税理士事務所 所長代理)が、「会長3年目!もっと盛り上がっていきます!」をテーマに語られました。以下は、講話の要旨です。
昭和30年、水俣市生まれ、65歳。福岡大学商学部卒業後、1年間専門学校に通った後、地元に帰り、永田栄市税理士事務所に入社、平成29年、永田渉税理士事務所へ事業承継して、現在に至る。平成24年7月、水俣芦北倫理法人会に入会。その後、幹事、専任幹事等を経て、30年9月、当会会長を拝命、今日に至る。
入会したのは、自分のさび落としのため。モーニングセミナーだけは毎週参加しようと決めて、今日に至っています。会長になるまでは、自分のためになると思って参加しました。自己啓発セミナーや青年会議所で勉強したあとは、業務を中心に生活していました。次第に、自分がさび付いてきたと感じた感覚があり、倫理法人会が自分の考えや行動を振り返り、軌道を修正し、原点に戻る、新たな決意ができるところと思いました。
会長に任命されて決意したことは、①すべてのことを率先してやる、②すべての場面のそこにいる、③頑張っている人を認めて、後押しすることでした。
会長として普及は大きな仕事ですが、奇跡みたいな体験がなかったので、胸を張って「会に入らんね」と言うことはなかなかできませんでした。まず、自分が知っている経営者の皆さんに、倫理経営の必要性を紹介することから始めました。
「職場の教養」、「今週の倫理」、「日めくりカレンダー」など手元にあるものを真剣に読むようになりました。倫理を分からない人に対して、その人たちの目線で、「モーニングセミナー」や「倫理経営基礎講座」、「経営者の集い」に参加して、どうしたら倫理の良さを伝えられるか考えるようになりました。何が大事か、何を伝えようとしているか、真剣に聞くようになり、そうした中で自分自身が変わって来ました。
視点を変えました。ちゃんとできていない場合、基礎が必要なので、学ぶ場所が必要である。仲間と集い、励ましあうことができる。まだまだできないからこそ、自分にとっては学ぶ場所が必要であると、納得しました。
経営者は最終的に孤独ですし、迷います。決断と責任が迫られます。自らの行動を客観視できないです。そういう経営者にとって、「純粋倫理」が後押ししてくれると確信しました。なので、声をかける場合は、「共に学びましょう」と言えます。そして、「実践体験の気づき」や「倫理指導を受けること」の良さを伝えようという姿勢に変わりました。
新年度をスタートしたところで、当会は89社ですが、100社まで普及して次年度にお渡しするのが、私の責任と思います。
倫理を学びながら、結果的に身にならなければ何にもならないし、自分のためにならなければ意味がありません。経営のためになり、わが社のためにならなければ意味がない。身についていること、ためになっていることを分かち合う。そして、悩みを抱えている人に向かって、倫理の良さを伝えていくことが大事なことだと思います。普及は、人に伝えることによって、自分の中で、倫理の良さを確認することになります。気軽に、自分の身近な人に伝えていこうと思います。ご清聴ありがとうございました。