テーマ：「倫理指導で得た三つの奇跡」

令和7年6月11日（水）の経営者モーニングセミナー（MＳ）では、菊池倫理法人会の長谷川眞由美・事務長(（株）エム・ワイ・シー専務取締役）が、「倫理指導で得た三つの奇跡」をテーマに講話を行いました。以下は講話の抜粋です。

エステティックサロンを経営していた2019年3月、私の人生のステージが大きく変わる事件が起きた。それは、スタッフ三人が同時期に「赤ちゃんが出来ました。」との報告から始まった。三つの新しい命の誕生はおめでたいことであるが、妊婦さんのエステでの仕事範囲は狭まる。ましてや、これから産休・育休に入る時期には間違いなく三人の人手不足となる。エステの人材教育は、一年以上は掛かってしまう…。私は、頭をかかえた。

 

自分と向き合い、自分自身の直感力を信じ考え抜いた。結果は自らが身を引くこととし、熊本にも支店がある全国店に譲渡した。賑やかだったサロンからお客様もスタッフも愛着のある機械も全てが消えた。私一人が取り残され、私はやっと自分に泣くことを許した。泣き崩れそうになったが、もう一人の内なる自分が「命まで亡くしたわけじゃない、前を向け」と立ち上がる。

 

次の日から私の生活は一変する。私は認知症で要介護４の状態の母と同居していた。母の状態をここで何とか食い止めたいとカラオケに行ったり、計算ドリルをやったり、と工夫をする。母にできることは何でもやった。それは、今まで忙しくてできなかった尊い親孝行の時間であった。

 

そんな折、２０年来のお客様からのご縁で倫理法人会に出逢う。暫くして、大好きな父の面影にそっくりな田形健一先生との運命的な出逢い、そして倫理指導により人生はどんどん好転していく。紆余曲折だった私の人生が平坦な道へと変わって行く。そして、昨年6月、米澤忍さんからの倫理指導のおかげで、肺ガンになった父を助けたい一心で作った高濃度水素吸入器H２リボーンを造ることができたのは、私自身の命の本のご先祖様の応援のおかげと知る。

 

エステサロンを2020年のコロナ前に手放せたのも、ご先祖様に守られたのだと有難い指導を頂く。三つの奇跡体験のおかげでとんがった心が丸く素直に変わった。

 

そうすると目の前に拡がる景色が豊かに色合いまでが変わって見える。倫理は心が先。心が変わると現実が変わる。わたしの人生、ありがとう。そして、倫友の皆様、出逢ってくださりありがとうございます。ご清聴ありがとうございました。