【水俣芦北】星子豊英・菊池倫理法人会専任幹事がMS講話
テーマ:「起業家こそ最初から倫理を学ぶべき!」
令和7年4月23日(水)の経営者モーニングセミナー(MS)では、菊池倫理法人会の星子豊英・専任幹事(㈱ホリスティック・コンディショニング・レグルス代表取締役)が、「起業家こそ最初から倫理を学ぶべき!」をテーマに講話を行いました。心の大きさに感銘を受けました。
・2年半前、13年間勤めた消防士としての仕事を退職して起業。数回MSに通い、倫理法人会に入会した。平成2年、植木町生まれの34歳。青年委員リーダーを経て令和6年9月、専任幹事を拝命。会長をサポートしながら、幹事の皆さんとチームワーク良く楽しく活動している。
・消防では救急隊、ハイパーレスキュー隊などを経験したが、自分のやりたい仕事が見つかったので準備して退職した。カラダに触れずに変える姿勢矯正の専門家・トレーナーだ。プロサッカー選手を通じて姿勢矯正の師匠に出会うことができた。受講生が400名を突破することができた。
・父は教師だったが、私が決めたこと(進学・就職・退職・起業など)については、常に否定的なことばをかけずそのまま受け入れてくれた。大事な我が子を信じてくれていたと思う。倫理で「信成万事」を学んで親の愛に気づかされた。
・倫理法人会で学んだ「明るく、朗らかに、すなおな心」については、毎日意識しながら仕事をしている。オンラインセッションは、ZOOM(ズーム)でしている。最初のあいさつで、明るくテンションを上げて言えば相手も上がることを経験した。始めと終わりを明るくするように努めている。
・「倫理指導」を受けたときに「毎朝神棚に挨拶して感謝する生活習慣を身につけてください」とアドバイスがあった。生かされているから活力がわき、ご先祖様を尊び家族を尊ぶことが出来る。墓参りもして感謝の実践を行っている。父と母には定期的に近況報告をしている。振り子の原理は振り方が大きければ大きいほど返りも大きい。利他の貢献は喜んでやらなければならない。今は、倫理で与えられた専任幹事のお役を喜んで受けて実践している。
・事業を拡大するためのアドバイスを求めたときは「奥様を最大限に幸せにして喜ばせて下さい。奥様を幸せにできない経営者は顧客を幸せにできない」と言われた。次の日から、毎朝妻の目を見てしっかり挨拶するようになり、名前を「さんづけ」で呼ぶことが習慣化出来てきて、愛が増えてきた。
・また、「人間力を磨き続けなさい」と言われた。会社はトップの器以上に成長しない、と言われている。人間力を高めるのは倫理法人会の本質だと思う。私は、体づくりの本質の仕事をしているので、本質がどこにあるかを探求している。倫理法人会は、私の事業と似ている。本質が解決できなければすべてうまくゆかない。
・「薫化」という言葉がある。敵をも巻き込んで、自分の流れにもってくるような意味のことば。私はほとんどのSNSをやっているので、アンチ(反対)のコメントがたくさん来る。コメント数が多いほどバズる。最初はヘコんでいたが、自分のメソッドに絶対的な自信があるからこそ、何も感じなくなった。「バズってありがとうございます」と感謝している。アンチコメントする人が納得するような発信と結果を出さないといけない。敵をも巻き込む力、それが自然に成される…これが「薫化」。アンチコメントがなくなった時が、日本中・世界中にレグルスメソッドが届いていると思う。
・倫理法人会に入会してよかったことは、人に教える仕事をしているので人間力を磨けている事である。ことばのテクニックを覚えることではなく、自己認識・思考力・表現力・感性が磨かれている。倫理活動を行っていれば、自然に身につくと思う。非言語コミュニケーションが磨かれる。
・若い起業家こそ倫理を学んでいれば、事業は必ず成功できると思う。家族を幸せにして日々の幸せをなすことが出来る。私と同じ平成生まれの人、朝4時台に起きる若い経営者が増えてほしい。私は、若いうちに両親の偉大さに気づいた。こうしたことを自分の家族や顧客に知らせて実践していくことが課題。これから自分自身の成長と事業の発展に努めていきます。ご清聴ありがとうございました。