熊本県倫理法人会

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9月11

【水俣芦北】阿久津光弘・熊本東専任幹事がMS講話

「倫理の学びを経て」

令和599日(土)のモーニングセミナー(MS)では、熊本東倫理法人会 阿久津光弘・専任幹事((株)光輝 代表取締役)が「倫理の学びを経て」をテーマに講話を行いました。以下はその講話の抜粋です。

・平成3年、城北高校を卒業後、阿蘇のゴルフ場とホテルが一緒になった会社に就職した。当時はバブルがはじける前だったので、仕事が忙しくてお客様も多かった。夜遅くまで楽しく働いていた。

・全国のホテルも見てみたいと思って、山形県を皮切りに東京都、和歌山県、兵庫県など20歳から30歳まで10年間バッグ一つを持ってホテル業界で修業した。その後熊本に戻り、ホテル業界に合計17年間勤務したが、結婚を機に転職した。独身のときは良かったが、ホテルは土日をはじめ正月やお盆など家族と一緒に過ごせないし勤務時間も長いので、違う業種の仕事にチャレンジした。

・休みが取れて給料が高いのは営業の仕事と聞いて、家族のことを思うとやるしかないと考えた。一番稼げるのは、建築・不動産の営業と知り、大東建託に入社した。最初は会社の人から、「センスがない。営業には向いていない」と言われたが、腹をくくってやった。その結果、約5年間飛び込み営業をしながら一生懸命頑張って働いた。

・そうした中で、独立したいという思いが強くなり、42歳のときに訪問して鍼灸をする事業所を立ち上げた。アルバイトをしながら事業計画書をまとめて、3か月後国民金融公庫から融資を受けることができた。営業には多少自信があったので、徐々にお客様が増えていった。最初は二人で始めたが、令和37月、熊本と八代に拠点を持ち10人で株式会社光輝を設立した。

・介護施設のお客様が7割、3割が個人様の割合でお客様を抱えていたが、コロナが来て介護施設が全部閉められた。売り上げも7割下がった。どうしようか検討して、今では個人を7割にして施設を3割にしてやっている。

・コロナ感染が増えてきた頃に、熊本東倫理法人会に誘われて入会した。自分を変えなければならないと思った。それまで「我」で生きて来たので、家庭のことがぐちゃぐちゃになっていた。

・家族と一緒にいる時間を大切にしたいという思いは強かったが、家庭のことは奥さんに丸投げしていた。営業のアポイントが入れば、家庭のことはほっといて、必ず営業優先でした。嫁さんが3回出産した時も立ち会ったことがない。あいさつすらしていなかった。

・何を実践したら自分を変えられるか考えていた時に、MSで「純粋倫理の基本実践リスト」をいただいた。「早起きをし、目が覚めたらサッと起きる」をはじめ、「親を喜ばせる」など1から15までの15項目をやろうと決心した。熊本東だけではなく、他の単会のMSにも参加して、目覚ましなしで起きるようになった。

・自治会や子供会の行事が多くなって倫理の実践が足りなくなると、仕事に影響が出始めて来ていることが分かってきた。今年度専任幹事を拝命したばかりなので、これを機に役に徹して実践して行きたい。先のことを心配し憂いてしまいやすいので、心配せず喜んで実践していきます。ご清聴ありがとうございました。