【水俣芦北】南﨑明美・幹事(女性委員リーダー)がMS講話
熊本県 水俣芦北倫理法人会 令和4年6月15日(水)経営者モーニングセミナー
テーマ:「続 生きるということ」
6月15日(水)のモーニングセミナーは、八代北倫理法人会 南﨑明美・幹事(女性委員)(32°Cサロン パストラル代表)が講話を行いました。以下は講話の抜粋です。
私は、23歳でサロン経営を始めました。36歳の時、父が病気で他界。母は、その1年後くらいから精神的な病にかかり、3年後には突然この世を去りました。一人いた兄も精神的な病があり、色々な出来事がショックで、仕事を続けることが難しくなり、毎日仏壇の前で泣いていました。一人息子から、「いつまで泣いているの」と言われましたが、色々な後悔の気持ちがわいてきて、悲しみをこらえて生きていました。
せめて兄とは仲良くしていこうと絆を深めていきました。兄は、精神科の薬を飲むことにより体を悪くして、入院しながら何度も危篤状態になりました。最後の時間を兄と過ごし見守ることができましたが、兄は私が45歳の時になくなりました。9年間の間に3人の身内をなくして、自分はほんとうに何のために生きているのか悩み始めました。
「悲しい人生」から、喜びの生活に変わる
とりあえず実家に帰ろうと、熊本市内でのサロン経営をすべて清算して、八代郡氷川町に帰りました。父が自宅の横に離れを建てていたので、そこをきれいにしてサロンとしてオープンしました。1か月も経たないうちに、当時の吉見和晃・八代北倫理法人会会長が来られて、「おめでとうございます!」と言われ、モーニングセミナーに誘われました。私は、当時悲しい人生を送っていたので、誘われて嬉しかったです。
モーニングセミナーに行くと、会場の皆さんがとても喜んで迎えて下さり毎週通いました。そのうちに入会し、あれほど悲しかった心が喜びに変わっていきました。仕事も喜んでできるようになり、心から笑えるようになりました。すぐに役職を与えられましたが、こんなに心が変わり生活が変われるということを実感したので、倫理を普及することも頑張ることが出来ました。
ところが、一生懸命頑張りすぎて人とのトラブルが起こり、収まりがつかなかったので身を引くことになりました。それまで2年間自分なりに一生懸命頑張っていたので、明朗・愛和・喜働など倫理の実践については身についたと思います。
その後、半月間、インドに行くツアーに参加しました。12月8日、お釈迦様が悟りを開いた日にそこの菩提樹の下にいました。生きることが喜びであり、幸せなことだと感じました。日本に帰ると、新型コロナウイルスが中国で発見された日が12月8日と知り、何かを悟らなければならないと確信しました。
「自分の仕事とは、他人に喜んでいただくことです」
コロナウイルスが感染し始め、仕事に影響が出始めたので、倫理で学んだ通り憂えることなく、仕事をしっかり休んで、できることをして過ごしました。緊急事態宣言がとけて仕事を再開したら、お店のホームページなどに予約の申し込みがたくさんあってびっくりしました。それまでサロン経営を「ひとり星野リゾート」としてお客様のおもてなしを心掛けていましたが、自分の心が変われば、人が来て下さるのだと実感しました。
一人のお客様が脱毛で悩んでおられ、最初は他のところをお勧めしましたが、私に是非とも始めてほしいと言われたので、性能が良くて安心して効果の出る器械を探して購入しました。私は、儲かりたいという動機ではなく、本当に効果のあるものを探したので、良い器械に巡り合ったと思います。自分の仕事とは何か、他人に喜んでいただくことです。心が大事だと感じます。倫理法人会に出会わなかったら、今のような幸せを感じることはなかったと思います。ご清聴ありがとうございました。