熊本県倫理法人会

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お知らせINFORMATION

5月24

【 まずやってみる 】熊本市南 経営者モーニングセミナー

講話者:法人局 大村秀明 法人スーパーバイザー

テーマ:「社風」

2022年5月24日(火)、第460回 経営者モーニングセミナーが開催されました。

 

自分が変わったかどうか。自然界のルールに則って、まずやってみる。

会員スピーチをされた境さん、堂々としていた大変良かったですよ。皆さんも会員スピーチを頼まれたら「ハイ」と言って受けてみてください。倫理法人会は会費が月1万円、幹事の方はモーニングセミナーだけで年間100時間を費やす。年間12万円と100時間を使ってどう変わったか。いい話を聞いて良かった良かったとなっていないか。モーニングセミナーに通うと、あういう立派な人になれるかな、自分だったらできないな、葛藤もあるしコンプレックスを感じるようになる。人と自分を比較する。比較するのは人じゃない、自分。1年前の自分と、年間12万円と100時間を費やして何が変わったか比較する。変わっていなかったら行動していない。こうありたいと思うなら、行動していくしかない。モーニングセミナーに通っても変わらない。講師から教わったことでピンときたら、まずやってみる。頭でっかちになって人のふんどしで話してもダメ。やってみたら必ず失敗するし、そのことで周りから言われるから学ぶ。だから、若い頃から倫理法人会は入らなくていい(笑)。冗談だけど(笑)。倫理は己磨き。他人はどうでもいい。(万人幸福の栞の)16条には自分が一番大事だと書いてある。できないことと、やらないことは別。社員はよくやる前にできませんと言う。やらなきゃできない。目標を持って、逃げずにやるから経験や体験が生まれてくる。できないと思うことに対して、勇気を出して一歩前に出る。今自分たちが学んでいる倫理は何か。栞の133ページ、「行い易く、守り易く、行うことが自然であって、これにはずれると損をする、病気になる(中略)。心理に即し、人間生活の一切時一切所にかなった、大自然の法則でなくてはならぬ」と書いてある。自然界のルールに基づいて理屈なしにやってみる。朝は起きる、夜になったら寝る。夜遅くまで飲んでいたらろくなことはない(笑)。当たり前のことだけど、当たり前のことではない。

 

身近な人を幸せにしなきゃ

どうリーダーとしてあるべきか。今日の題目は「社風」。学校は校長が変わったら変わる。クラスは担任が変わったら変わる。会社も社長が変われば変わる。家庭は父ちゃんが変われば変わる。何のために勉強している?いい会社にしたいからだろう。子は親の心を映す鏡。社員は社長の心を映す鏡。だから社長は学び高めないと。社長の品位は社風になる。私が倫理指導を受けた時、「大村さん、自分のカッターシャツにアイロンをかけてください」と言われた。なんで俺が自分のカッターシャツにアイロンをかけなきゃいけないのか。先生が言いたかったのは、「大村さん、奥さんの話聞いてる?奥さんの話聞けない人が社員の話聞ける?奥さん一人幸せにできないで社員は幸せにできないよね?」。家族は社会の最小単位。だから会社経営の根っこは家庭。身近な人に感謝することを忘れてないか。身近なひとをどう幸せにできるか。栞の15条に「信は、動いて愛となる」とある。和の元は愛。風通しのよい会社がつくりたかったら、愛がないといけないよ。愛の前には信がないといけないよ。信とは信じること、認めて、任せて、認め合って、信じ合う。倫理ではこれに「きれ」がつく。信じきれ、任せきれ。難しいことだけれども。

 

当たり前のことを馬鹿にしないでちゃんとやる

社員がお客様に嫌われる。社員が原因じゃない。社長がそういう行動をしているから。社員がどうこうじゃない。自分はどうなんだ。社長は社員を自分と同じベクトルに向かせたがる。価値観を強制する。違う。価値観は共有するもの。自分で背中を見せて共有できるようにする。たまに違う方向向いている奴もいるけど、それはそれで大事。自分だけ学んで自分だけ立派になっても意味がない。だから、活力朝礼を導入したりして、価値観を共有できるようにする。率先垂範。まずやってみせる。そして重要なのは明るさ。正しいことよりも明るさの方が大事。何があっても明るく、意識して明るくする。自分がリーダーじゃなかったら明るくせずに落ち込んだっていいけど、リーダーだったら明るくなきゃいけない。足元の実践、当たり前のことを社長自ら実践できているか。ABC、A(当たり前のことを)B(馬鹿にしないで)C(ちゃんとやる)。これしかない。リーダー自らやること。

 

お金にならないことをどれだけ真心込めてできるか

モーニングセミナーに通って勉強した気にならない。話聞いていいなと思ったらやる。勇気をもって一歩踏み出す。頭でっかちは嫌われる。倫理は実践。やってなんぼ。いっぱい失敗する。できない、やらないじゃなくて、なんでもいいからやってみて。倫理は活動したってお金にならない。お金にならないことをどれだけ真心込めてできるか。これは人の器が見える。お金がかかれば誰だってちゃんとやる。お金がかからないからちゃんとやらないじゃ器は大きくならない。一事が万事。挨拶、返事、後始末、人格、心の広さ。お金がかかってないから試される。時間になったのでこれで終わりたいが、2日間お世話になりました(前日夜が倫理経営講演会でした)。みんな真面目で良い単会だった。この活動にたくさん時間かけてるから、なんでもいいからやって、倫理やってよかったなと思ってほしい。皆で幸せになりましょう。

 

会長挨拶、ギックリ腰になったことで、自動ドアや蓋が自動で開くトイレのありがたさがわかった。一番ありがたいと思ったのは、夫が優しくしてくれること、とのこと。

 

会員スピーチは境会員。高校を無事卒業できず、通信制の高校に通い、職業訓練校で電気設備のことを学んだ。ライフラインの仕事はやりがいがあると思い、企業してみようと思った。職業訓練校を卒業したと同時に子どもを授かり、稼がないといけないところを前職の会社に拾ってもらった。とても忙しく仕事と家庭の両立ができなくなった。28歳で前職を卒業し企業。周りからできないと思われるような大きな目標を掲げて、一緒にやってくれる仲間たちと日々精進しています、とのこと。

 

本日は、39名の方にご来場いただきました。

また、Zoomでは5名のご参加でした、皆さま本日もご参加誠にありがとうございます。

 

以上、熊本市南倫理法人会 広報委員 宮村陶太(有限会社CAM建築設計事務所)がお送りいたしました。

また来週、サイナラ~。