【水俣芦北】宇都要一・法人アドバイザーがMS講話
令和3/4/7(水)熊本県 水俣芦北倫理法人会 モーニングセミナー
4月7日、水俣芦北倫理法人会のモーニングセミナーでは、(一社)倫理研究所 法人局参事 法人アドバイザー 宇都 要一氏((株)宇都組 取締役会長)が、「倫理実践で磨く経営力」をテーマに話されました。
倫理法人会は、全国に718か所あり、毎週1回モーニングセミナーが開催されています。会員であれば、どこでも参加できることが素晴らしいです。たとえば、新宿では京王プラザホテルで開催されています。
どこの会場でも素晴らしい方々と出会います。積極的、前向きな方が多いです。倫理法人会では、大自然の法則を学んでいます。大自然の法則があるならば、それに従って生きて行った方が幸せになるというのが倫理の学びです。みんな幸せになりたいし、幸せになる権利があります。
明日のことはわからないのが人生です。東北大震災があったり、熊本地震があったり、豪雨災害があったり、“まさか”ということが人生ではあります。そこをどうやって乗り越えていくか。倫理には、苦難に対する考えがあります。「苦難福門」という教えです。
人生には、二つの道があります。苦難から逃げる道と、逃げないで挑戦する道です。逃げる人はどんどん苦難が来ます。多くの事例があります。
コロナ禍で、大変な時代になってきています。地球環境の問題です。大自然に対する警鐘ともいわれています。倫理研究所は、地球倫理の推進をされており、すばらしいと思います。そういうことを踏まえながら、我々経営者はどうあるべきか、日本はどうなっていくべきかを考えていかなくてはならないのです。
私は、若いころは「俺が、俺が!」という自分ファーストの人間でした。「俺が社長である」「俺が仕事を取ってきている」と思っていました。もし、倫理を学んでいなかったら妻と別れていただろうと思います。今では、家内に対して、感謝、感謝です。食事を作ってくれて洗濯をしてくれます。今なら、大事な仕事だとわかりますが、若いときは、「当たり前のことではないか」と思っていました。
大きいものだけが生き残るのではありません。変化に対応することができたものが生き残ります。変わらないといけません。変わるということは、自分の我がままを捨てることです。
朝、目が覚めたらさっと起きる。目覚めは天の知らせです。気づきが与えられたら、直観力が与えられます。経営者は、先見の明という先を見る目がないといけない。すぐに気づいて、すぐやる。
すぐにやる訓練をするところが倫理法人会です。倫理は実践です。実践したら必ず結果がでます。中でも大事なことは、支払いです。支払いを出し渋って出すのか、喜んで払うのかによって、結果が違ってきます。
「請求書が来たら、すぐに払いなさい」と言われます。家内は、すぐに払うタイプです。お金や物に執着がありません。本人は考えてもしようがないと言います。いつも明るく、幸せそうです。私にないものを妻が持っています。プラスとマイナスが合一した時に、大きな力となってきます。夫婦関係は、性格が違う方がうまくいくと思います。
人生は出会いです。倫理法人会には、素晴らしい仲間がいます。共に勉強して、自分から行動し、家庭や会社を良くしていきましょう。ご清聴ありがとうございました。
この講話文は、講話者の承諾を受けて掲載しています。