【水俣芦北】川尻成美・水俣芦北倫理法人会相談役が講話
テーマ:「倫理を学んで30年!」
令和7年12月24日(水)の経営者モーニングセミナー(MS)では、水俣芦北倫理法人会の川尻成美・相談役((株)川尻型枠工業 代表取締役会長)が、「倫理を学んで30年!」をテーマに講話を行いました。水俣芦北倫理法人会の歴史とともに貴重な事業体験を披露して下さり、改めて近場でMSに参加できることに感謝しました。以下は講話の抜粋です。

・私は、芦北町で漁師の息子として生まれた。子供の頃、水俣病という公害病のダメージが大きかったので、父が漁業をしなくなった。私は陸に上がって仕事をするように言われた。
・叔父が福岡県で型枠の仕事をしていたので、そこで23歳まで学んでから地元に帰って来て仕事を始めた。元請け企業から仕事をいただいて安定した受注をするのに約10年かかった。ほとんど一次下請けで仕事をするので、信用が一番大事なことであった。
・水俣市内の建設業者であった沢井建設さんが、当時一生懸命倫理を普及しておられたので、平成3年9月、私も当然のように倫理法人会に入会した。それ以来35年継続してきた。
・我が社は、建築・土木の型枠工事をしているが、特殊な技術をもった職人の集まりであり、熊本県南地区ではとても業者が少ない。倫理を学んでいたから、今まで会社を継続することができたと思う。社員と経営者が心を合わせなければ、会社はまとまるものではないと思っている。
・今年70歳になったが、<おかげさまで>という言葉を常に感じてきた。倫理に入ってからは、ずるけないで毎週モーニングセミナーに参加してきた。やめない理由は、1週間に1回学ぶことで自分が横道に逸れないように軌道修正ができるからである。いろいろな誘惑に負けないで毎週来ることができた。
・会社では早朝から活力朝礼を実践している。あちこちの工事現場に8時前に入るために、冬の時期は厳しい環境であるが、自社工場に6時頃から集まっている。これまで常時20人から25人の従業員が頑張って働いてきた。朝礼は会社経営の要と思う。MSで学んだことを社員に伝えていく。頭でっかちではいけない。実践していかなければ、何にもならない。
・私は、水俣芦北倫理法人会の会長を5年間させていただいた。毎回、何人集まるか心配した。MSの会場を水俣市や芦北町など転々としたこともあったが、水俣市内の一か所でやると決めてから、心が楽になった。定着した中で倫理を学べることは、とても有難いことである。
・30年以上継続できたのは、倫理が好きだからだと思う。「万人幸福の栞」が一番の決め手。栞には普段生活する中で、<なるほど>と感じられることばかり書かれている。倫理研究所の研究員が来られて、栞にある17カ条を解説されるのがとくに素晴らしい。
・「倫理を学べば会社が発展します」、とか「利益がでます」とはなかなか言えない。会社次第だからである。MSに来てみて倫理を学ぶことが一番であり、「MSに来ればわかりますよ」と言ってお誘いしている。週一でここへ来て軌道を修正して新たな気持ちで出発する、MSの良さを実感して会社の繁栄に活かしていただきたい。そのためには常に学ばなければならない。
・夫婦愛和とは、夫婦が仲良く笑顔で生活することである。何が変わったか自分ではわからないが、人間的にはズレないことであり、とても為になっている。「万人幸福の栞」に初めて出会った時は、凄い書物だと思った。実践すれば、生きるための原動力になる。お互いの会社の繁栄につながるよう、これからも皆様と一緒に学んでいきたい。ご清聴ありがとうございました。


