熊本県倫理法人会

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5月14

【水俣芦北】岡田紀夫・名誉法人アドバイザーがMS講話

テーマ:「どうすれば倫理がみにつくか?」

令和7514日(水)の経営者モーニングセミナー(MS)では、一般社団法人倫理研究所法人局・参事の岡田紀夫・名誉法人アドバイザーが、「どうすれば倫理がみにつくか?」をテーマに講話を行いました。岡田氏は、「倫理の一番すごいところは、『気づいたらすぐする』と『ゆっくり慎重に』というように両面(多面)から見ること」と述べた。そして、『万人幸福の栞』に4か所<成功の秘訣>が述べられており、自分はそこを何度も読むようにしていると紹介された。

テーマである、「どうすれば倫理がみにつくか?」については、①倫理は大自然の法則であるので、(見える世界)1に対し(見えない世界)9の見えない部分を自覚した生活をすること。②大きな目標を立てすぎない。大きすぎるとやる気がなくなるので、段階を経て大きくしていくのが現実的である。③日常生活の、挨拶・笑顔・玄関の靴並べ・掃除などを徹底する。山にこもって修行する必要はない。④やるのは自分自身であることを覚悟する。素直になること、読書すること、メモすること。⑤人が人を暖めるので、できるだけ熱く早く暖める方が良いと述べた。そのうえで以下の通り、「倫理実践10の要諦」を強調された。

1;即行(気づくと同時に行う)、2;純粋(そのままを信ずる)、3;直行(真直ぐに行きまっすぐに帰る)、4;結果を考えない(予想せぬ)、5;緊張(油断をせぬ)、6;一気呵成(一息にやり上げる)、7;おしとおす(押して、押しておしとおす)、8;反復不退(出来上がるまで続ける)、9;不悲不喜(結果は人間の領分ではない)、10;慎終(後始末をよくする)

そうした実践の結果として、学び実践したことが汗のように全身に滲んでくる。そこが倫理の凄いところです、と力説された。毎朝、洗面・洗顔をするとき、一日の100分の一の時間(約15分)鏡を見ながら覚悟を決めてスタートすれば、1%が99%を制することができる!鏡と会話することの効用を述べられたことがとても印象に残りました。たくさんの学びと実践を体験しながら、聞く私たちの心に寄り添って謙遜にお話しして下さり、まことにありがとうございました。