熊本県倫理法人会

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12月12

【水俣芦北】須﨑雅保・上天草倫理法人会幹事がMS講話

令和61211日(水)の経営者モーニングセミナー(MS)では、上天草倫理法人会の須﨑雅保幹事が、「倫理に導かれて!」をテーマに約40分講話を行いました。情熱的な講演の中で、新鮮な倫理体験にとても感動しました。以下は講話の抜粋です。

・倫理法人会に行ってびっくりしたことは、「名前をフルネームで呼ばれたこと」。私は「マサヤス」という言葉が嫌いで恥ずかしいと思っていた。自尊心があるようでなかったことに気づいた。自分の子供の名前を付けるときにはすごく考えた。そんなに一生懸命考えて親がつけてくれたその名前を言えないのは“おかしい”と気づいた。倫理法人会では毎週モーニングセミナーでお互いにフルネームで呼び合っているが、すごく素敵なことだと思う。

・私は上天草市の松島町出身で大矢野高校を卒業して商大に入学した。30歳までいろいろな仕事を経験した。30歳の時、損害保険会社が訓練社員を募集していたので応募して代理店として独立した。実は成功した。年間1000万円稼ぐようになった。

・それから夜飲みに行くようになり、ゴルフも始めて、家庭を顧みずにどんどんやっていた。そのうちに私自身が借金を作ってもどうにかなると思っていた。ところが、家内から三行半(みくだりはん)を突き付けられ、離婚することになった。

・仕方がないと思って一人暮らしをしていた。そうした中で熊本市南倫理法人会に誘われた。倫理を勉強しながら一人で生きていこうと決意。炊事、洗濯、掃除など全部できるようになった。入会して7年になるが、「朝起きの実践」はかつて新聞配達をしたこともあったので毎日できている。最近は毎朝3時起きになった。6時までの3時間はゴールデンタイムだ。悩んでどうしようかと思っていることに対して、いろいろな気づきが降ってくるので、忘れないようにメモをしている。

・今朝は「万人幸福の栞」の第9条「破約失福」を学んだが、私は貴重な体験をした。かつて偶然2万円拾ったことがある。その時はラッキーと思った。倫理を学んだ後、バッグを拾った時は中に20数万円が入っていた。「拾ったものは届ける」「他人の物は取ってはいけない」と学んでいたので、すぐに派出所に持って行った。翌日持ち主から電話があり「御礼がしたい」と言われたが、「いいですよ」と言って会わなかった。

・実は、その頃からお金が回転するようになり詰まらなくなった。それまでは支払時期にお金が足りないことが多かったが、すっと入金があったりして流れるようになった。これは「破約失福」であり、世の中のルールであることを経験した。お金だけではなく、人とのコミュニケーションにおいても決め事がある。モーニングセミナーに来ることも自分との約束である。そういう約束事をきちっと守っていけば、幸福になれるのではないか。人は当たり前のことができない。まずは時間との約束、そして自分との約束を守ること、これは倫理の凄いところだと思う。

・自分の運命とは?運命を変えるには考え方を変える。すると行動が変わる。行動が変わると習慣が変わる。行動はつらいが、繰り返すことで習慣になる。できればしめたもの、習慣化すると、出会いがかわる。出会いが変わったら運命が変わる。

・昨年上天草に倫理法人会ができると聞いて、毎週親の墓参りができると思った。毎週モーニングセミナーに参加した後、墓参りを実践している。私は上天草に生まれたが、受け入れていなかった。宿命に気づき、感謝することが出来た。そこで命の使い方「使命」に気づいた。

・3年前に実は再婚した。倫友を通して紹介された方が私の家内となった。今は幸せです。こんな人生があるのだ、と今は不思議でならない。それくらい自分が変わったので、倫理は凄いと思う。

・倫理指導を受けたら「人のために尽くしなさい」と言われ、徹底してやろうと決意した。会社名を「Rita」(リタ)にした。日本語で「利他」とすると恥ずかしいので、ローマ字にした。天草の地に仲間が増えて、私がお役に立てればと願っている。ご清聴ありがとうございました。

この講話文は、講話者の承諾をいただいて掲載しています。