【水俣芦北】八代市倫理法人会 木村秀信・幹事がMS講話
テーマ:「出会いに感謝(倫理との三度の出会い)」
令和6年6月29日(土)の第1367回経営者モーニングセミナー(MS)では、八代市倫理法人会 木村秀信・幹事(マニュライフ生命保険㈱)副営業所長が「出会いに感謝(倫理との三度の出会い)」をテーマに講話を行いました。一度目が19歳の時、二度目が41歳の時に出会いながら途中退会した経験と52歳で三度目の出会いがあって、倫理の学びに対する揺るぎない確信を持つに至った人生体験を話していただきました。
・一度目は、昭和64年宍倉税理士事務所に入社した時。主に倫理法人会のナイトセミナーで色々な講話を聴いて、考え方がまともな人間に近くなった。仕事で約30社を担当して勉強させていただく。それぞれの会社で社長の考えが違うことに気づき、刺激があって楽しかった。
・社内結婚して最初は楽しかったが、だんだん喧嘩するようになり、すると仕事にやる気がなくなり夫婦の仲が仕事に大きく影響することを体験した。25歳の時に退職することになった。
・その年にマージャン店の経営を始めた。始めは売り上げも順調だったが、だんだんうまくいかなくなった。お客様に楽しんでいただきたいという動機で始めたが、だんだんお金に目が向くようになり、それが態度に出てお客様が離れていった。
・33歳で再婚し、35歳の時長男が生まれた。それを機に現在の会社・マニュライフ生命保険㈱に入社した。マージャン店は年中無休であるが、会社では休みがあり、家族の時間をとれるのが良かった。
・6年ほど経験してユニットマネージャーに昇格することができた。この時にお客様の紹介で、八代北倫理法人会に入会して自分が成長するために学んだ。
・会社ではマネージャーランキング制度があり、全国上位を維持し、45歳の時に全国一位になった。社員を育成するために信念をもって指導した。
①お客様のためにという使命感、②自分のお客様を大切に、③利他の精神(ギブ・アンド・ギブ)、④ティーチングではなくコーチング、⑤数字だけでなくプライベートの夢や目標を共有、⑥自由時間が多いので行動目標をチェック、⑦最初の3か月は毎日一緒に行動して見せてサポートするなど。家族と同じように愛情をもって接することで良い関係をつくることができた。
・八代北倫理法人会に入会して10年ほどになり、事務長までさせていただいたが、寒くなるとモーニングセミナーをさぼるようになって退会した。
・令和4年、コロナ助成金の申請手続きを無料でしてくれるところが宍倉税理士事務所だったので、お客様と一緒に宍倉事務所を訪問した。お客様が申請手続きをしている間、私は所長室で宍倉先生とお会いしたが、倫理法人会に勧誘された。倫理との三度目の出会いとなり、八代市倫理法人会に入会した。正直その時入会してよかったと思っている。
・今回は、毎週必ずMSに行くと決めた。行くと決めたら寒くても何も思わず、行けるようになった。毎週何か自分にプラスになるものを掴もうと思って参加している。
・「親を大事にしなさい」とよく言われる。私の母は一人で生活しているので、1週間に一度母とご飯を食べるようにしている。倫理指導も受けて実践している。このほど令和7年度の会長を拝命した。まさか私がと思ったが、いい経験になると信じて頑張るつもりである。
・私は、第3条「運命自招」が好き。「運命を切り開くは己である。境遇をつくるもまた自分である。己が一切である。努力がすべてである。やれば出来る」。ご清聴ありがとうございました。
この講話文は、講話者の承諾をいただいて掲載しています。