【実践してつながったこと】熊本市南経営者モーニングセミナー

8月02

【実践してつながったこと】熊本市南経営者モーニングセミナー

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講話者：熊本県倫理法人会幹事長有限会社橋本建設代表取締役門田保則　氏

テーマ：「信成万事」

2023年8月1日（火）、第518回経営者モーニングセミナーが開催されました。

本日は、門田幹事長をお迎えしての経営者モーニングセミナー。所属単会（荒尾市倫理法人会）が同じ火曜日開催とのことで、幹事長になって初めて熊本市南倫理法人会へ来たとのこと。お墓参りの実践を通して、夫婦仲が改善されたとのことで、先祖とつながることの重要性がよくわかる講話となりました。

大嫌いだった父が変わったキッカケ

私は父が大嫌いだった。暴力をふるったり、暴言を吐いたりして、いわゆる昔の親父だった。家が古かったので、家を建てて両親含め12人で暮らした。私は父が嫌いだったので、仕事を理由に家をずっと空けた（早朝出勤、深夜帰宅）。すると、妻がどんどんおかしくなった。ある日、帰ったら隅っこでシクシク泣いている。このままではと思い、実家に帰したが、実家からもいなくなった。そんな時に私は専任幹事になり初めて富士研へ参加。富士研ならば妻の事を相談しても良いだろうと思い、富士研で倫理指導を受けた。妻と別れようと思っていると相談すると、バカヤロウと一蹴。夫婦は生成発展（うみいだし）の源だから、別れたら会社もバラバラになるよとのこと。あなたは先祖とつながっていませんねと言われ、父母の足洗いの実践、墓掃除の実践、妻を信じ切るという３つの実践を与えられた。母はすぐに足を洗うことができた。ガサガサして、苦労かけてばっかりねと泣いてくれた。父は嫌いなのでなかなかできない。ある日、玉名温泉に行った時にこれを逃せばと思い、背中から洗った。とても細くて頼りないことに気がついた。足も母と同じくガサガサだった。父も同じように苦労したんだなぁと感じると共に、初めて父に感謝の気持ちが芽生えた。父の足を洗った後、父から母への暴言が無くなった。また、母の介助を積極的にしてくれるようになったり、買い物に行く時も母の車イスを自ら押すようになっていった。

妻側のお墓の掃除

実家は納骨堂なので、墓掃除の実践は周りを綺麗にするだけだった。妻の祖父母のお墓が車を降りて20分歩いて行くような山奥にあることを思い出し、毎週日曜日に墓掃除に行った。最初は真っ暗だった。草をむしって、のこぎりで周りを切って、水を5、6本もってタワシでゴシゴシ。前の生垣も切ったので、お墓に日が差すようになっていた。妻の母の家に月命日で行くと、お墓がきれいになっていたのだけど、あなたが何かしてるの？と聞かれたので、毎週日曜日に少しずつ掃除してますと。すると、実は夢におじいちゃん（妻の祖父）が出てきて、ニコニコしていた。おじいちゃんは、孫が嫁に行く時に、長男の嫁は苦労するからと反対していたそう。そのおじいちゃんがニコニコしていたから、きっと喜んでたんじゃないのかなとのこと。すると、妻の母が実家に妻を連れてきて、ご飯を食べるようになり、私の両親も妻を全く責めず、また来なさいと温かく送ってくれた。妻が出て行った時と同じスーツケースを持って帰ってきてくれた。それから普通に暮らして、今でも妻とは仲が良い。妻を信じれるようになってからは、社員も信じれるようになった。売り上げが伸びているのもそれが大きい。今度、専務に事業承継する。