【感謝の気持ちを持つ】熊本市南経営者モーニングセミナー

6月06

【感謝の気持ちを持つ】熊本市南経営者モーニングセミナー

【お知らせ】熊本市南倫理法人会では公式LINEを運営しております。毎週のモーニングセミナーのご案内から報告、各種イベントのお知らせが配信されます。是非ご登録下さい。

講話者：沖縄県島尻倫理法人会副会長ケーキの店プール・ヴー代表源河光雄法人レクチャラー

テーマ：「職人経営者の実践」

2023年6月6日（火）、第510回経営者モーニングセミナーが開催されました。

本日は、沖縄県より源河法人レクチャラーをお迎えしての経営者モーニングセミナー。昨日夜の経営者の集いに続けてご講話いただきました。入会を断り続けていた倫理法人会。入会して、色々な経営者の悩みに触れたり、栞を学び続けることで今まで自分に足りていなかったこと、特に「感謝」ということについて実践を行うことで、心持ちが変わり、ストレスがなくなっていくのを感じたとのことでした。

「感謝」を形に表す

栞は最初読んでいてもよくわからなかったが、モーニングセミナーに通い、講話者の話を聞き続けることでわかってきた。その中でも色んな人が「感謝」ということを口にする。まずは何か実践しようということで、父がケーキ屋を始めて50周年の感謝祭をしようと計画した。キッカケは、ある経営者の方が50周年記念パーティーをされた時に、45周年の時はまだ先代が生きていたので50周年の時にやろうと思っていたこと、先代に感謝を伝えることができなかったと聞いて、早い方が良いと考えたから。父は透析をしていて、50周年まで待つとわからないので、小さく「約」とかいて約50周年感謝祭を行った（笑）。何も知らされていない父は当日、恥ずかしい、背広も着てない、との理由で帰ってしまった（笑）。父も人前で話すのが苦手だが、私も倫理に入る前までは人前で話すのが今より苦手だったし、倫理法人会に入会しなかったら、絶対こんな感謝祭をやろうなんて思いつきもしなかったと思う。

「働き」がもたらすもの

親孝行がしたいと思って始めたケーキ屋さん。実際は、父も職人なので、工場に入れると色々口出しするので遠ざけていた。しかし、透析で弱っていく父を見て、何かしたいと思い、同じユニフォームを着てスタッフに教えてくれと頼んだ。すると、いつもはヨボヨボで立っているのもきついはずなのに、活き活きとした表情で、２時間ほど立ちっぱなしでスタッフに指導をする父。それを見て、良かったなと思った。栞にも船乗りが船に乗って脚気が一時治ると書いてある。その時に作ったカステラと親子写真を撮ることができた。父が亡くなって、その写真は今工場に飾ってあるが、最初飾る時涙が止まらなかった。親孝行できたかわからなかったけど、きっと許してくれると思えたし、自分で自分を許した瞬間だったかもしれない。