【水俣芦北】稲葉雅也・八代北専任幹事がMS講話
熊本県 水俣芦北倫理法人会モーニングセミナー
令和5年1月11日のモーニングセミナーでは、八代北倫理法人会 稲葉雅也・専任幹事(総合美容商社(株)サーグル 九州エリアマネージャー)が「子供の親・大人としての実践」をテーマに講話を行いました。以下は、講話の抜粋です。
・倫理法人会は、学ぶ力が凄いと思います。明朗・愛和・喜働であり、明朗が一番最初に来ているところが素晴らしい。私が初めて熊本市内のモーニングセミナーに参加した時、元気な挨拶や講話を頷きながら熱心に聞いておられるのを見て、強烈にびっくりしました。大人たちの学ばれる姿を見て入会を決めました。
・私は祖父から、いつでもどこでも正しさが証明できるものが真理であると聞いておりました。まさに、これが倫理の本質だと思います。
・私には子供が二人います。親は、子供に一番近い大人であり、子供に何を教育するか、どういう表情で子供の前で生きているかが大事です。
・新聞のアンケート調査(15歳~30歳対象)で「将来に対して不安ですか」という設問に対して、7割の人が「不安がある」と回答していて驚きました。我々大人が日々子供たちに接している姿勢が子供に伝わっていると思う。
・息子が小学6年生のとき、飛行機で熊本から東京まで来てもらいました。新宿駅で満員電車に乗せました。「ここが日本の中心だ。どう思うか?」と息子に聞いたら、「パパ、ゾンビみたいだ」と言いました。それを聞いて衝撃を受けました。満員電車に乗っている人たちは、表情がなくて楽しそうではないわけです。
・学校行事や授業参観は大好きです。学校には、「明朗、元気」とか標語が書かれていますが、先生に元気が感じられない。私は、当時倫理を知らないので責め心満載で、先生に対して「先生に元気がない。大人に元気がない」と言って子供たちに謝りました。また、「夢を語る」という授業では、子供たちが夢を語る前に、我々大人の夢を語りました。私の子供からは、「もう来ないで」と言われてしまいましたが、親である我々が日々どういう姿勢で生きているか、子供達に接しているかが重要です。
・我々の父親は、闘っている姿、楽しんでいる姿を見せてくれた。我々は子供たちに、大人として、親として、日々明朗であり、喜働であり、愛和であるべきであると思います。
・美容室は、全国で25万軒あります。美容師は54万人います。軒数は最高に増えているのに、美容師になりたい人は半減している。若い方が出店するケースが多く、1年間に1万店ほど出店している。しかし、それと同じくらい閉店している。伸びている美容室は、「明朗・愛和・喜働」の美容室です。従業員が幸せですから、強烈に伸びています。
・自分の苦難の話をします。倫理に入る前、美容業界の会社に勤めている時にとても調子がよく、乗りまくっていた。部下も増えてきて、ダメな営業マンを集めて研修をやっていた。ところがいきなり、1通の封書が来た。裁判所からで、私のパワハラを訴える内容だった。遅刻してくる部下を受け入れられず、ガーンと言っていた。その訴訟はちゃんと和解して解決しましたが、当時は倫理を知らず、朗らかでもなく仲良くもしていなかった。
・今では心を入れ替えて、「明朗・愛和・喜働」を強烈に実践していきたいと思っています。「実践なき倫理は、倫理にあらず」なので、実践し続けることが倫理法人会にいる意義があると思っています。ご清聴ありがとうございました。