【受ける側の態度】熊本市南 経営者モーニングセミナー
講話者:菊池市倫理法人会 会員 株式会社SAIKO JAYA SUKSES 日本代表 佐藤涼子 氏
テーマ:「インドネシアビジネスからSDGsへ貢献」
2022年11月15日(火)、第484回 経営者モーニングセミナーが開催されました。
本日は、菊池市倫理法人会より佐藤涼子会員をお迎えしての経営者モーニングセミナー。福岡で看護師としてお勤めの際に縁あって東南アジアの医療に興味を持ち、今ではインドネシアの人々を日本に人材派遣するお仕事をされています。お話の中では、日本にいることが当たり前の私たちには気づかないことに気づかされる体験をされていて、ハッとさせられました。今回は筆者が個人的に印象に残った部分を記したいと思います。
軍隊式トレーニングとメンタル
会社は本社がインドネシアにあり、日本語を教え、職業訓練を行って、日本に派遣している。パンデミックで影響を受けたが、今は回復基調。インドネシアの一部の学校では軍隊のような規律ある生活をさせる。朝は早い時間からランニングで始まり、厳しい罰もあり、日本に派遣しても頑張って帰ってくる。話を聞いてみると、日本での就労より学校の方が厳しかったと言う(笑)。一部の学校では、子どもは神様という価値観の元に生徒には優しい指導を行う。優しい指導を受けた人たちは、学校で「あの先生が嫌いだから辞めさせてくれ」という主張があったり、渡日しても3日で失踪したりする。厳しいことがオールOKとは思わないが、あまり優しすぎるのもどうかと思う。帰国後は、同じような職種を紹介し、日本で学んだことを自国で活かしてもらえるようにしている。
感謝されることで上がるモチベーション
インドネシアでは貧困と直面する。私は看護師なので、医者に診てもらえない(診てもらうお金がない)人から、診てくれと頼まれる。診てあげると、尋常じゃないくらい感謝される。感謝されるともっとしてあげたいというモチベーションになる。(ここから筆者宮村の感想)このエピソードはこれで終わりですが、この短いエピソードが一番私の心に響きました。私たちは日頃対価をいただいてサービスを提供したり、されたりしながら生活しています。提供する側としては、お客様に喜んで欲しいと思って一生懸命努力するのですが、自分がサービスを受ける側になった時にどうしてるだろうかと考えさせられました。逆にサービスを受ける側の態度次第で、サービスを提供する側のパワーを引き出すことができるのではないか。それはサービスを受ける側にかかわらず、全ての事において共通しているのではないかと気づかされました。
会長挨拶、色んなセミナーを受けたりするが、一つ皆さんとシェアしたい。リビングは自分と相手との共有の場所。ソファは汚れが目立たない茶色か明るい色を選んで買うと夫婦仲が良くなる。リビングの入口から一番高いところに一番高価なものを置くと良いとのこと。
本日は、53名のご出席をいただきました!
早朝よりご参加、誠にありがとうございます!
以上、熊本市南倫理法人会 広報委員 宮村陶太(有限会社CAM建築設計事務所)がお送りいたしました。
また来週、サイナラ~。