講話者：八代南倫理法人会 山田朝日 副会長

テーマ：「出会いは人生を変える」

2022年7月19日（火）、第468回 経営者モーニングセミナーが開催されました。

 

本日の講話者は、八代市倫理法人会分封の立役者であり、分封後の八代南倫理法人会の副会長、山田朝日氏。学生時代のヤンチャでパワフルなエピソードが物語る通り、力強い言葉と自信に満ち溢れた堂々たる講話でした。社会福祉学部の修士号を収得後、25歳で企業（現在12期目）。職員95名と共に、有料老人ホーム3棟、事業所5つを経営、倫理法人会に入会して倫理経営を取り入れてからは、職員3.6倍、売上5.25倍、利益6.7倍、離職率△11％、厚生労働省から全国表彰されるなど、結果も出されている実践力の高い経営者です。講話後の感想会では、北里専任幹事が山田朝日氏とのエピソードを披歴。北里「山田さんはなんで倫理法人会で学んでるんですか？」との質問に、山田氏「倫理やったら儲かるけんたい」とストレートに答えてくれたことが印象に残っているとのこと。まさに倫理経営で結果を出されている山田氏の講話は説得力抜群でした。今回の講話で筆者が印象に残ったお話を、いくつか簡単にご紹介します。

 

分封のコツ（倫理法人会の身内ネタですが）

分封のコツはとにかく「気合い」と「飲み会」（笑）。仲間とコンセンサス（合意）を取って、応援すること。私がやったことは、大きな声で普及しようと言い続けたことと、大きな声で飲み会するよと言って回ったこと。こだわったことは、幹事の数を増やすこと。

 

もの事で成果を出していくためには

「数字と記号がランダムに並べられた画像」を見て、これを30秒で覚えてください。さて、この中に◎は何個あったでしょうか？（誰もわからない）。では、同じ画像を見て、◎は何個ですか？と聞くと、数えたらわかる。つまり、全部をやろうということではなく、ある特定のことに絞ってやると成果につながる。もの事で成果を出していくためには数あるものをランダムにやっていくのではなく、何かに注力し、焦点化することで短時間で成果を上げることに繋がります。

 

幸せとは何か？

幸せとは「事実」ではなく、「解釈」である。だから、不幸と感じるのは「解釈苦」である。幸せとは「状態」であり事実ではない。いつでもそうなれる。ならないのは全て執着のせい。また、他人と比べるからその「差」を感じて劣等感を抱く。悟りの境地は「差取り」であり、人と比べる必要はない。

 

会長挨拶。今回の輪読が「夫婦対鏡」だったこともあり、会長ご自身が実践されていることを発表されました。それは、「夫の靴を毎日磨いて玄関に置いておく」という実践でした。夫が気づいているかどうかはわからないが、最近は帰りが遅くても怒られなくなったなど、徐々に結果を実感されているそうです。

 

会員スピーチは明石祥子会員。倫理法人会は堤さんの紹介で入会した。熊本市南の感想シェア会の時に飲んでもらっているコーヒーは、フェアトレード。こんな風に実践することがとても大事だと感じている。フェアトレードのコーヒーは森を守ることにつながるので、是非飲む時には想像しながら飲んでいただきたいとのことでした。

 

本日は、30名の方にご来場いただきました。足元の悪い中、ご来場いただき誠にありがとうございます。

 

以上、熊本市南倫理法人会 広報委員 宮村陶太（有限会社CAM建築設計事務所）がお送りいたしました。

また来週、サイナラ～。