【 直観を信じる 】熊本市南 経営者モーニングセミナー
講話者:倫理研究所 普及事業部 宇都進 九州・沖縄方面 副方面長
テーマ:「直観力を磨く」
2022年7月5日(火)、第466回 経営者モーニングセミナーが開催されました。
家族に背中を押されながら出社する父
今年度で九州・沖縄方面から首都圏方面へ異動になります。千葉県柏市出身で、職場(倫理研究所)まで電車で1時間半かけて通勤しています。九州では考えられないと思いますが、首都圏では2時間が通勤圏内です。今週は、5泊6日で九州にいます。旦那元気でなんとやらです(笑)。家族構成は、愛する妻、敢えて愛する妻と呼ばせていただいておりますが(笑)、子ども3人の5人家族です。妻も倫理を学んでいて、いわゆる「倫婚」です。倫理を学んでいる単身者の方、周りがとても応援してくれるし、背中を押してくれるので、「倫婚」はオススメです。研究所に入ったのは20年前、色々な部署を経験して今に至ります。私の家庭環境は、2つの特別がありました。1つは祖父母、両親が倫理を学んでいたこと。いわゆる、倫理大好き家族です。倫理3代目ですので、西田地区長と同じですね。兄弟が多く、10人兄弟の上から2番目、5男5女の大家族で、30年前に「今夜は好奇心」という番組で私たち家族の朝のふるまいが紹介されました。私の家庭は朝を大切にしている家庭でしたので、そのことを取り上げられました。朝は一列に並んで、両親に「おはようございます」の挨拶、いただきますの時は「天地の恵と~」、父が出社する際は皆で並んで送り出し、一人一人握手して、最後は母、父が振り返って「諸君、行ってきます」と(笑)。父は養っている自覚と誇りを持って、家族のみんなに背中を押されながら出社していったと思う。後々考えるとこの時得たものは大きかったなと思う。皆さんもこのようなモーニングセミナーで学んだことは後から徐々に効いてくるので、安心して学んでください。
モーニングセミナーは「動」と「静」
私の職場である倫理研究所はこの万人幸福の栞の発行元です。職場の教養も発行しています。私は職場の教養の執筆もいたします。さて、モーニングセミナーがスタートしました。振り返りをいたします。モーニングセミナーは「動」と「静」で成り立っています。まず、皆で歌いましたがこれは「動」です。朝から歌を歌う会はなかなか無い。朝からこんな朗らかに歌う人に悪い人はいないと思いませんか?(笑)それから、栞の輪読。これは「静」の時間です。輪読は参加型ですので、是非チャレンジをしていただきたい。この時間は栞の著者と向き合う時間です。輪読を担当した村上君、良かったと思います。村上君とは後継者倫理塾でご縁があり、この会場にも数名後継者倫理塾の塾生や元塾生がいらっしゃるので色々いじりたいが(笑)。栞は向き合う時間、行間からも色々読み取って欲しいと思います。会長挨拶と会員スピーチは「動」の山場です。皆で盛り上げましょう。昨日から聞いていた誕生日祝いも良かったです。私もかなりの回数モーニングセミナーに参加していますが、被り物をしたのは初めてです。男性会長には賞賛を、女性会長には共感が良いと思います。それから、会員スピーチをされた松野さん、入会ありセミナーは「動」と「静」で成り立っています。まず、皆で歌いましたがこれは「動」です。朝から歌を歌う会はなかなか無い。朝からこんな朗らかに歌う人に悪い人はいないと思いませんか?(笑)それから、栞の輪読。これは「静」の時間です。輪読は参加型ですので、是非チャレンジをしていただきたい。この時間は栞の著者と向き合う時間です。輪読を担当した村上君、良かったと思います。村上君とは後継者倫理塾でご縁があり、この会場にも数名後継者倫理塾の塾生や元塾生がいらっしゃるので色々いじりたいが(笑)。栞は向き合う時間、行間からも色々読み取って欲しいと思います。会長挨拶と会員スピーチは「動」の山場です。皆で盛り上げましょう。昨日から聞いていた誕生日祝いも良かったです。私もかなりの回数モーニングセミナーに参加していますが、被り物をしたのは初めてです。男性会長には賞賛を、女性会長には共感が良いと思います。それから、会員スピーチをされた松野さん、入会ありがとうございます。田代さんという名前が繰り返しできたましたがどなたですか・・・いらっしゃいました。倫理法人会は苦難との向き合い方を大切にしている会です。切り口を一つ。自己受容できないと他社受容はできません。逆はありえません。丸山敏秋元理事長は、著書で「影の自分を受け入れる」と書いています。一言で言うと、自分自身に言葉がけをしていくということです。色々きついが受け入れていく。最初はごめんなさいとか許してねとか、途中から愛してるとかありがとうとか。資料がありますので、言ってもらったら差し上げます。自分自身を受け入れることから始めましょう。頂点は会長挨拶で、講話はあくまで補完だと私は思っている。誓いの言葉は「静」です。皆で盛り上げて下さい。
悟ると共に働かせよ
さて、今日のテーマは「直観力を磨く」です。栞で言うと何番目でしょうか。それでは、後継者倫理塾卒業を間近に控えている宇野君、答えて下さい。宇野「い、い、一番目です」、正解です(笑)。さて、なぜ直観力が一番目なのでしょうか。丸山敏雄の言葉に「悟ると共に働かせよ」という言葉があります。正確には丸山敏雄の恩師の言葉です。恩師は丸山敏雄に「君は考えすぎるところがある。そのくせを無くすために、悟ると共に働かせる実践をしなさい」と言われたことが始まりとされています。栞にも考えすぎることは心配性、思いついた日が最良吉日だと書いてある。丸山敏雄は、はいわかりましたと答え、日々実践しながら研鑽していきます。気づいたらすぐする実践です。その最たる実践が「朝起き」です。気づくとすぐするクセをつけたければ、朝目が覚めたらサッと起きることを決める。ここにも「朝起きは繁栄の第一歩」だと掲げてある。朝の目覚めはその日で最初に気づきです。大自然からのエールであり、メッセージです。一日で一番最初の気づきを受け止めるようにしましょう。朝から整えば、一日の調子が良いはずです。朝からなあなあであれば、一日がなあなあになってしまいます。
直観は過たない、過つのは判断
もう一つ言葉を板書しています。「直観は過たない、過つのは判断」。資料として、過去の今週の倫理を配布しています。記事のタイトルは「長考に好手なし」です。藤井聡太棋士が対局で、意外な一手を差した。ここから劣勢になることが予想されたのですが、実はこれが直観に基づく最善の一手だったと言う話です。直観の正確さが表れたことの一つです。このように直観に基づいた判断の方が良いことが多い。しかし、これには日ごろの鍛錬がものを言う。藤井聡太棋士の場合は、幼いころから毎日詰め将棋をやっていたとのことで、その鍛錬が今回の直観につながったのではないかと思います。直観を磨くということが必要です。逆に日々の鍛錬もしない状態での直観は、単なる思いつきです。閃くというイメージ。閃くと言うと一休さんを連想しますが、一休さんも間違いません。将棋の於いて羽生善治棋士は、「パッとひらめいた手の7割は良い手」と言っています。これは将棋だけに限らない。第一感を信じて行動する、栞には、「第一感を働かせよ、これは叡智である。後から考えたことは堕落人間(つまらぬひと)のバカ知恵」、バカ知恵とまで書いてある。それでは、直観力の実践をいくつかご紹介しましょう。代表的な実践として即行即止、あと熟慮断行。気づいたらサッとやる。初級編はすぐやる。中級編はすぐやめる。すぐやめるは難易度が高く、皆さまあまりやめることができない。引き際だなと思ったらすぐやめる。やめる決断は経営者にとってはとても大事。継続していることが既得権益化すると黄信号。事務の方が出社して皆にお茶を出し始めた。するとそれが当たり前になる。やめると怒られる。これはおかしい。やめる決断は簡単にはできないが、やめる代わりに何か違うものを取り入れればいい。上級編は熟慮断行。これも即行の一つ。熟慮して決断したら即行う。直観力を磨くための足元の実践をご紹介します。受容と発動です。レジュメにも記載しております。受容の実践として代表的なものが「ハイの実践」、発動の実践は「即行の実践」です。私はこの2つの実践を倫理の2大実践と呼んでいます。研究所の見解ではありませんのであしからず。これが2つ入っているのが挨拶です。我々は挨拶を大切にしていますが、中でも「先手の挨拶」です。先に挨拶をすることが重要。挨拶には即行とハイの実践が入っています。先手の挨拶とを深めて行き、送り出す挨拶、迎え入れる挨拶など色々ありますので、是非お試しください。時間が来たので終わります。
会長挨拶、今日は誕生日と会員スピーチがあるので、会長挨拶は割愛しますとのこと。
北里専任幹事の歌と田代幹事のワワワーで盛り上げます。
会員スピーチは、松野会員。田代幹事から誕生日メッセージをいただいたことがキッカケで倫理法人会にお誘いを受けた。初参加の際に栗林さんの話を聞いてストイックな方で、スタッフを大切にされている方だなと感じ、次回も参加しようかなという気持ちになった。朝早く起きると気持ちの良いスタートが切れることがわかった。高見会長の整理整頓のセミナーも聞いて、実行してみようと思いお店を出たら、同じセミナーを聞いていた田代さんに偶然出会い、縁を感じて入会した。入会をして様子を見ようと思っていたら、3回目の参加で会員スピーチを頼まれた。良い経験だった、今からは心身を整える時間と受け止めてポジティブに参加していきたいと思う、とのこと。
本日は、26名の方にご来場いただきました、大雨の中、ご来場いただき誠にありがとうございます。
以上、熊本市南倫理法人会 広報委員 宮村陶太(有限会社CAM建築設計事務所)がお送りいたしました。
また来週、サイナラ~。