【 感謝と覚悟 】熊本市南 経営者モーニングセミナー
講話者:光の森倫理法人会 来海恵子 顧問
テーマ:「今を精一杯生きる!~そこに愛はあるんかい~」
2022年5月10日(火)、第458回 経営者モーニングセミナーが開催されました。
ワクワクしながら楽しく生きようと「決めた」
前回の講話はお休みして申し訳ありませんでした。血圧が高く体が動かなかったので、急遽一文字専任幹事(光の森倫理法人会所属)に代打を頼みました。熊本市南倫理法人会には思い入れがあります。光の森倫理法人会の立ち上げの際には、当時県役員の宮村さんに大変お世話になりました。また、プレ開催の折にご講話いただいた高見会長の赤いブレザーを見て、とてもかっこいいと思い、私が熊本市南で講話する機会があれば、私も赤いブレザーを着て行こうと決めました。また、熊本市南さん10周年おめでとうございます。facebookで様子を拝見しましたが、高見会長の留袖姿に再び見惚れてしまい、光の森の10周年の際には私も留袖を着ようと決意しました。
母の言葉
合志市で市議会議員をやっています。出会いを大切にし、一瞬一瞬を一生懸命生きてきたから今があると思っています。阪神大震災の年に夫と離婚(私は離婚を×1ではなく、〇1と呼んでいる笑)、1人になってこれからの自分に自信が無く、母に「離婚したことで世間からバカにされる」、「死にたい」とこぼした。口から出る言葉が暗いと自分も一緒に暗くなってしまう。人生で最大に苦しい時期だった。母は、「世間て誰ね?」と聞き、私が一人一人名前を挙げると20人くらいしか出てこなかった。母は「たった20人のために馬鹿らしい、世間はそんなにお前のことは見ていない」と言い気持ちが楽になった。その時、ワクワクしながら楽しく生きようと決めた。
その一瞬を一生懸命生きてきたから今がある
S社に入社。S社の会長に、「来海、ウチは生半可では続かないよ。成績を上げるには会社に惚れるか、商品に惚れるか、会長に惚れるか。3年我慢して勤めたらどこでも通用するから我慢して勤めなさい」と言われ、6年勤めた。自治会に入り、市議を出すという話になったが誰も立候補しない。私にも依頼が来て、どうするか悩み母に電話。すると、「私に電話してきたということは既に決まっているのだろう、好きにしなさい」と言われ覚悟を持って出馬、当選した。当選してからは、どこの馬の骨か分からない私は嫌がらせを受け、もうやめようかなと思ったこともあるが、私の背中に945票乗ってると思うと、逃げるわけにはいかないと思った。それからは、どんな嫌なことを言われても、「はい!わかりました!」と元気よく答えていると、「お前に言っても糠に釘」と言われるようになった。また、選挙の時に以前勤めていた会社の社員が自然と応援してくれた。理由は、あの時一生懸命仕事してたからだと思う。一瞬一瞬を一生懸命生きてきたから今の自分があると思っている。
生きる理由
熊本県倫理法人会の村上会長の講話で、人間は幸せになるために生きている、幸せになっていいんですよと聞いて、優しい気持ちになった。人間は生まれたところから死に向かっており、避けては通れない。死んだ時に頑張ったねと言われるように生きたい。母が祖母との確執を側で見ていて、私は若くして亡くなりたい、死に対しての憧れのようなものを抱いていた。しかし、結婚して女の子が生まれ、自分が出産した時に母が実家の四国から1か月来て手伝ってもらったことを思い出し、初めて母のありがたさがわかった気がした。近くに旦那の母はいるけれども、義理の娘としてはそう簡単には甘えることはできない。この子が出産するまでは生きないといけない、これは母の勤めだと思っているが、未だに娘は嫁に行かない。私がひな人形を片付けなかったからかな。。。
「相手」と向き合う
息子の結婚式の時に、別れた旦那が出席しており、その時にあなたがいたから子どもという宝に出会えた、ありがとうと伝えた。あなたと結婚したから子どもができ、あなたと離婚したから合志市に住み、合志市に住んだから市議会議員になれた。本当にそう思っている。苦手な人がいるならば、逃げたらダメ。最初に苦手な人のところに行き、こんにちはと明るく挨拶する。そうすることで、お互い気持ちが晴れるし、同じ空間にいても伸び伸びできる。逃げずにまず最初に苦手な人に挨拶を心掛けている。
頭を空にして、覚悟を決めて臨む
以前から倫理法人会には誘われていたけど、「合志市」に倫理法人会ができたら入会しますと今まで断っていた。ある日、石原会長と荒川幹事が自宅にこられ、石原会長から「合志市に倫理法人会を作ったもんな」と言われ、ハイ入会しますと即答した。女に二言はない笑。私が入会してプレモーニングセミナーを始めた時は、後47社で100社達成。会員スピーチで「何が何でも100社達成しましょう。ここにいる人が1人10社入れたら達成です。頑張りましょう!」と話すと、石原会長から「来海さんの頭の中はからんからんだもんな(笑)」と言われた(笑)。思い込みはダメ。倫理法人会に入会するかしないかは相手が決めること。お誘いする時は先入観を持たずに真っ白な心で臨む。入会を渋っていた人にも「みんなで応援するから」、「辛い時こそ勉強しないといけない」と言って、背中を押す。素直な心で入会したら仕事も忙しくなる。根底には「愛」があるかどうか。俺が俺がのわがままだったらこんなに広まらない。相手のためを思うから広がってきた。倫理経営講演会のチケットも、財布にお金があるだけ購入し、全て売り切った。覚悟を決めてお金を出した。覚悟を決めたら必ず成就する。これからも合志市の子どもを育てるために、倫理法人会では入会してよかったと思ってもられるように、今一瞬を一生懸命生きていきます。
会長挨拶、おてんば娘だった私が父が亡くなって事業承継。今日の輪読で呼んだ「捨我得全」は自分が好きな項目とのこと。
本日は、37名の方にご来場いただきました。
また、Zoomでは7名のご参加でした、皆さま本日もご参加誠にありがとうございます。
以上、熊本市南倫理法人会 広報委員 宮村陶太(有限会社CAM建築設計事務所)がお送りいたしました。
また来週、サイナラ~。