熊本県倫理法人会

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12月14

【熊本市南】経営者モーニングセミナー 熊本市西倫理法人会 相談役 西田紀雄 法人レクチャラー / 熊本県倫理法人会 西田義伸 県央地区長 / 熊本市西倫理法人会 西田大樹 幹事

子は親を敬い、親は子を慈しむ

2021年12月14日(火)、第440回 経営者モーニングセミナーが開催されました。講話者は、熊本市西倫理法人会 相談役 西田紀雄 法人レクチャラー / 熊本県倫理法人会 西田義伸 県央地区長 / 熊本市西倫理法人会 西田大樹 幹事の親子3代リレー講話、「事業継承-倫理の学びに感謝」というテーマでご講話いただきました。

 

 

プレッシャーは平等に与えられるものではない

大学に真面目に行っていなかった。熊本地震で会社が忙しくなったことを契機に家業に就職。しかし、自分で望んで会社に入ったわけではないので、手伝いのような気持ちで責任感の無い毎日を過ごしていた。就職して4年目、祖父の薦めで後継者倫理塾に入塾。倫理法人会は知っていたけど、まさか自分が関わるようになるとは思わなかった。入塾式の初日にめちゃめちゃ怒られた。後悔し、どうやって辞めようかと考えたが、初回の村上県会長の涙ながらに話された講話を見て、久しぶりに大人が涙しているのを見て、倫理を学べば自分もこういう体験ができるかもしれないと思った。後継者倫理塾の宿題で経営者モーニングセミナーへの参加があったので参加したが、歌は歌うわ、変な本(栞)は読むわで、あちゃーこれはヤバイ団体だったと思った。しかし、富士高原研修所での研修で「恩の遡源」を受講し、自分には守らないといけないものがたくさんあることに気がついた。また、同期の受講生との温度差に自分はこのままでよいのかと感じた。それから倫理の学びにも力が入り、後継者倫理塾の修了式では涙を流しながら父への手紙を読んだ、立派な経営者になると誓った。私が今実践しているのは喜んで受ける実践。東京五輪のアーティスティックスイミングの監督が言っていた「プレッシャーは平等ではない、期待されていないとプレッシャーは与えられない」と。無理をしてでも役を全うしたいと思う。事業承継についても、まだ僕の番じゃないと油断している。祖父もいつどうなるかわからないが、その時に安心して引退してもらえれるように頑張る。

 

 

父の巻き込む力

倫理法人会は素晴らしい、会費1万円で3人学んでいる(笑)。親子3代リレー講話は7回目、息子の話がグレードアップしていくのが嬉しい。倫理のキッカケは父が旧倫理ユースクラブ(今は無い)に行ってこいと言われたこと。皆一生懸命学び、楽しかった。仕事だけしとけばいいものを、それから3年間無欠席でモーニングセミナーに通った。年末にいきなり父から「明日からお前が社長やれ」と言われ社長になった。一見無責任に見えるかもしれないが、そんな父の被害者は口を揃えて「西田さんに感謝している」と言う。私はそれを「巻き込み力」と呼んでいる。さらに凄いことは、それを家族に言えるところ。自信があって責任がもてるというところが凄い。まだ私は父の真似はできない。いつか息子にいきなり「明日から社長やれ」と言う日を楽しみにしている(笑)。父も言っているが、事業承継は遅すぎるということはあるが、早すぎるということはない思う。私がまだサポートできる時に渡したい。自分はまだやり残したことがある。業界をより良くしていく活動をしたい。目下の実践は妻への実践。今では時々幸せそうな顔をしてくれるが、毎日幸せそうな顔をしてもらえるようにしたい。私は子であり親であるが、妻の立場になることはできない。妻の態度が私の実践の結果だと考える。もしかしたら息子に社長を譲る時は妻の神の一声かもしれない(笑)。巻き込む力を育むのが普及、今後も学び、家族・友人・知人・会社に影響を及ぼす人間になりたい。

 

 

これで良いという理由を考える

息子を旧倫理ユースクラブに放って、経営者モーニングセミナーに3年間無欠席で行ったので、事業承継をした。私が父からバトンタッチされたのは、父が亡くなった後だったからというトラウマもある。しかし、事業承継に遅すぎることはあっても、早すぎることはないと思う。年末に事業承継し、翌年4月には会社のホームページが完成。私では絶対にできなかったこと。私から息子に引き継がれたのは、給料の手渡し。息子は全従業員の中で一番年下だが社長。皆、給料を手渡しすることで、誰から給料をもらっているかを認識する。社長が代わって何か月かたつと、従業員も私の方を見なくなる(笑)。従業員はよく見ている。このような親子3代リレー講話は日本で初めて。誰でもできない。自分がこの年になって健康でいることがその秘訣。倫理法人会は50歳過ぎに入会。それまでは親と裁判するほど仲が悪かった。当時、大庭社長から「俺はお前に悪いことは勧めない」といって入会申込書を書かされた。6時を夕方6時と勘違いし、怒られた(笑)。モーニングセミナーは無欠席、役をいただき、会長も経験した。私は非常に健康。検査しても何も悪いところがない。医者からタバコは辞めるなと言われた。タバコをやめて太る方がリスクが高いという理由だそうだ。倫理の目的は栞の12P、我がままをとって純情・素直になること。嫌なことがあっても「これが良い」と考えるようになってストレスがなくなった。皆さんに一つお願いしたいのが、「これが良い」と考えた後に、「何故これが良いのか」を考えて欲しい。風邪を引いたら、生活の不自然さを改める。もう一つ、茨木県の法人レクチャラーの言葉、「私は何て元気なんだろう」と言葉に出すこと。「疲れた」と言葉にだすと本当に疲れる。考え方や言動で免疫力が高まり、倫理の学びでストレスが無くなる。これが健康の秘訣です。

 

会長挨拶、倫理は実践してからこその学び、何か一つでもモーニングセミナーで持ち帰って実践して欲しいとのこと。

 

本日は、28社35名のご出席をいただきました、誠にありがとうございます。

 

後継者塾1期生イケメントリオ!

左から、西田大樹(熊本市西)、城戸敏任(玉名南)、村上尊由(熊本市南)、若くてイケメン、ウラヤマシイ。

 

以上、熊本市南倫理法人会 広報委員 宮村陶太がお送りいたしました。

また来週、サイナラ~。