熊本県倫理法人会

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12月05

【水俣芦北】黄檗賢二・経営インストラクターが講話

熊本県 水俣芦北倫理法人会 経営者モーニングセミナー

令和3121日、熊本市倫理法人会 黄檗(きわだ)賢二・倫理経営インストラクター(黄檗建設株式会社 代表取締役)が「品格を磨く」をテーマに講話。この日は、黄檗インストラクターの70歳の誕生日にあたり、当会の吉井和久会長からお誕生日プレゼントが渡され、和やかな雰囲気の中でセミナーが行われました。以下は講話の抜粋です。

【親を助けたいと、21歳で独立】

貧しい家庭に生まれ、早く親を助けたいと、中学を卒業と同時に、熊本市内の棟梁に弟子入りし、21歳では独立して自ら弟子をとり教えて来た事が、逆に自分が学んだと思っています。

子供の頃は倫理教育で育てられましたが、20代から30代は高度成長時代で、無駄な遊びをしていました。31歳の頃、「職場の教養」と出会いました。その内容は親が教えてくれた事そのままでしたが、倫理法人会には入れませんでした。42歳の時に、勧めに来られたその場で、倫理法人会に入会致しました。

最初は、モーニングセミナーに行っても恥ずかしがり屋でいつも後ろに隠れるようにしていました。人の前で話すこともできませんでした。初めての会員スピーチで汗が出ましたが、自分が一皮むけた気がします。輪読では、サインペンで印をつけてここを読むぞと思いながら読んだとき、また一皮むけました。

 

【富士研に参加して、心が洗われる】

入会して半年後には、富士研に行きました。玉砂利の上で正座して瞑想するとき、「足の痛みよりも、親の苦労を思いなさい」と講師から言われました。10分もしないうちに涙が噴き出してきました。小学校時代の地獄のようなつらい思いをしながら苦労してきた日々が思い出されました。

私は、母が19歳の時に生まれました。その時、父は21歳。私の兄は、母が17歳の時の子供です。私の下に3人いました。子供が、子供を産んで育てているという感じです。当時の厳しい生活を思い浮かべながら、もし私が父の立場だったら、母の立場だったらいかに大変だったか。それまでなんと間違った考えを持ってきたか、涙がぽろぽろ吹き出てきて仕方がありませんでした。

当時の私は社長でもあるし、家庭では威張り散らかしていました。妻や子供に対しては言いたい放題、夫婦関係もよくなかった。早く帰ってお詫びしたい気持ちがわいてきた。心が洗われて、私が間違っていたと気づかされました。

 

【倫理のバッジを付けて堂々と普及する】

私達は、倫理の素晴らしさを学び実践し、頂いているバッチを付け、堂々と普及して行くべきと思います。私は、結婚式でもどこでもバッジは外さないで、倫理を広げてきました。人がほれる人間性を作り、人が相談してくるような人間になりたい。

もともと丸山敏雄先生は、一人だった。倫理法人会は、全国で7万社。モーニングセミナーに参加している人たちが自分を磨き、あいさつや気配りや当たり前のことを当たり前にできる人間としての姿を見せる。他人の子供でも、自分の子供のように教育していく。モーニングセミナーは、自分を磨く道場です。ご清聴ありがとうございました。

 

この講話文は、講話者のご承諾をいただいて掲載しています。