【熊本市南】経営者モーニングセミナー 熊本市南倫理法人会 堂原秀文 副会長
ビジョンを持って「今」を制す
2021年11月30日(火)、第438回 経営者モーニングセミナーが開催されました。講話者は、熊本市南倫理法人会 堂原秀文 副会長より、「今がすべて」というテーマでご講話いただきました。
「自分はこれだけは負けない」を作る
今日は大手に就職して、47の時に自殺したいと思ったことや、それから転換して今が楽しくなったという話をしたいと思う。子どもの頃は勉強ができた。最終的には熊本大学の法学部に入った。大学に入ってからは全然勉強しておらず、学費を出してもらった父親に悪いと思っている。大手のI社に就職して九州内を転々。その間、九州で売上げNo,1を2回獲得したが、次第にボロが出始める。人員整理でマンパワーが少なくなったこともあり、自分一人で抱え込み、中途半端になった仕事に追い詰められた。自分は砂を固めた山の上に立っていた。波風が来たらすぐ壊れる。その時はひたすら逃げていたんじゃないかと思う。今は人脈が自分の武器であり、自信。就職してすぐに怖い先輩から、「堂原、何か一つは他人に負けない何かを作っておけよ」と言われたことを思い出し、自分は何もしていないかったことに気づいた。
「誰かは君のことを見ている人がいるから」
仕事に追い詰められている時は頭がボーッとする。ある時1週間で3回交通違反をした。よく死ななかったなと思う。このあたりで「会社から飛び降りたらどうなるか」など考えるようになった。とうとう会社から見切りをつけられ、M社に面倒を見てもらうようになった。これを機に熊本に住むことに。それを知った大学の友人が、「熊本に帰ってきとるらしいな、今酒飲みよるから来ないか?」と誘われた。とても嬉しかった。その後も「今度麻雀するから来ないか」と誘われ、行ったが負けた(笑)非常に励ましになった。自殺を考えている時に先輩から「堂原、誰か一人は堂原のことを見ている人はおるから」と言ってくれたことを思い出した。
バックキャスティング
今の会社(サンエス設備機器)に入って運気が上がった。鹿児島県人会、倫理法人会、中小企業家同友会などに入り人脈も増えた。自分は命日を決めている。それまでに達成したい生涯ミッションも決めている。生涯ミッションを達成するために今何をするのかが非常に重要。(会場で配布された)生涯ミッションの1週間スケジュールを使っている。第二象限(重要度は高いが緊急度が低い仕事)をやるためには、この作業が必要。もしやれなくても一週間だったら巻き返せる。
行動を変える
倫理法人会の役員は朝5時集合。1銭の得にもならないのに、こんな行動ができる人は信頼ができると思う。本当に今のままの自分でいいのかと思っている人はまず行動から変えてみてください。きっと心も変わっていきます。倫理法人会では、ブレない自分が作れる。また、弱い自分を助けてくれる仲間が作れる。倫理法人会は実践の会。アウトプットしないインプットは無駄。(最後にナポレオン・ヒルの「深層自己説得の詩」を読んで)続かないのはビジョンがないから、皆さんビジョンを持って実践(アウトプット)しましょう。
会長挨拶、幹事が早く集合して準備をしているからこそ開催できていると感謝の気持ちをお話いただきました。
会員スピーチ、宇野幹事。昔の自分と比べたら、こうやって人前で話しているのが信じられないとのこと。
本日は、44社47名の方にご参加いただきました。ありがとうございます。
今回は、今週の〇〇はお休みいたします(撮り忘れです汗)
以上、熊本市南倫理法人会 広報委員 宮村陶太(有限会社CAM建築設計事務所)がお送りいたしました。
また来週、サイナラ~。