【熊本市南】経営者モーニングセミナー 慈愛園乳児ホーム養育家庭支援センターきらきら 田中一幸 氏
熊本市は日本で最も里親委託率が低い
2021年10月5日(火)、第431回 経営者モーニングセミナーが開催されました。講話者は、慈愛園乳児ホーム養育家庭支援センターきらきら 田中一幸 氏より、「里親制度」というテーマでご講話いただきました。
※本日の講話はZoomで行われました。プロジェクターを綺麗に写すことができませんでしたので、講話風景にて。
支援が必要な子どもたちは増加している
熊本県内の虐待件数は年々増加している。相談経路はほとんどが警察(内、多くはDV)。社会的に意識が上がったことによって、相談件数が上がっている。
どのような支援が求められるか
毎年、全体の40%が0~6歳の児童。適切な養育が受けることができない理由や思いは人それぞれ。養護の方法は大きく分けて2つ。「家庭養護」と「施設養護」。それぞれ、児童相談所が要保護児童の状況に併せて選択する。しかし、熊本県内では、養護施設が充実していることもあり、里親登録者数が少なく対象の子どもに適した里親が見つからずに、施設養護に頼らざるをえない状況。里親が増えることで、要保護児童の状況に合った養護ができるようになる。
なぜ里親が必要なのか
里親になるためには、特別な資格はいらないが、要件を満たした上で登録が必要。希望→面接→研修→認定の流れ。里親は・・・①安心感・自己肯定感・信頼感を育める、②将来、家庭生活を築くためのモデルとなる、③社会性や人間関係など、生活技術が獲得できる、などの効果が期待され、施設よりも里親での養育が優先的に考えられる。熊本では740人中90名(12%)が里親などの家庭養護。熊本市に至っては全国最下位。要保護児童の状況に合った養護ができるようになるためにも、里親制度をまず知ってもらうことから始めている。
会長挨拶、今日は月に1回のイベントDAY(お誕生日をお祝い)です。
バースデイハットの吉田幹事、おめでとうございます。
代田幹事、おめでとうございます。今月、進行のお役、お疲れ様でした。
お誕生日の会員様に向け、お祝いの演奏(AKIさんによるフルート演奏)。
AKIさんのブログ → https://profile.ameba.jp/ameba/aki1225kotori
今日は31名のご参加をいただきました。福吉幹事、来週も宜しくお願いします。
モーニングセミナー後の感想シェア会。みんな初めて学んだことについて感想よりも質問が多く、熊本の実態を知ることができたようです。
今週のMASASHIは、お休みさせていただきます(また撮り忘れました・・・orz)。
以上、熊本市南倫理法人会 広報委員 有限会社CAM建築設計事務所 宮村陶太がお送りいたしました。
また来週、サイナラ~。