◎テーマ「きもの人生の答え合わせ」水前寺倫理法人会 事務長/西日本和装文化協会 会長 吉田裕美子氏のご講話でした。
美しい着物姿の吉田裕美子講師をお迎えし、会場は華やいだ中にも厳粛なムードでご講話が始まりました。
ご自身が34歳で仲人されたとき着付けしてもらった際、ご主人から「日本の女性なら着物くらい着付けられないとね！」と言われたことがきっかけで着物着付けの道へ。習った二人目の先生が厳しく、その先生は「できてないところを注意するのが私の役目。注意してないところはできているところ。」というスタンスを知り益々精進され、ご自身の着物着付け教室を立ち上げられたお話の中には、並々ならぬ努力が垣間見れました。
一方で、バブル崩壊後家業は大変なご苦労をご夫婦二人三脚で乗り越えられ、覚悟を決めて着付け教室を懸命に展開されているとき教室にも苦難が。そんなときタイミングよく倫理法人会に出会われ「日々好日」が一番響いた言葉。最後に「着物文化を次世代に繋いで行くのが私の夢」と笑顔で語られました。
多くのご参加、ありがとうございました。