◎テーマ「あるお醤油屋さんの顛末記」馬場醤油店代表社員/人吉市倫理法人会会員/馬場貞至氏のご講話でした。
初めに豪雨災害のとき、水前寺倫理法人会から支援を頂いたことがとても励みになったとお礼を述べられました。
2年前の豪雨では、みるみる水が入り屋根の上でタオルを振って救助ヘリを待ったが遠のいていった話。壊滅的な店内に意気消沈。しかし、豪雨のお陰で大正時代の漆でできた看板を発見し、復興できるのではないだろうか？と希望を持たれ、長年お醤油屋経営とテノール歌手の二足のわらじでやってきたことを復興事業に。人吉を訪れる方々に歌声でももてなされ、歌声に胸を打たれた方が感謝や激励を伝えられたことが、逆に大きな勇気をもらえたと、笑顔で話されました。
人の人生はあみだくじのようだ。65年の人生の中で、出会った人に感謝することを胸に歩んでいきたいと話され、最後に「スタンドアローン」をアカペラで熱唱♬聴衆は涙を浮かべながら聴き入りました。音楽の力も素晴らしいです！
多くの方々のご参加、ありがとうございました。