熊本県倫理法人会

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7月17

玉名倫理法人会 西川征樹・副会長、「『農倫』農業と倫理」を語る

令和2715日、熊本県 水俣芦北倫理法人会 モーニングセミナー

講話:玉名倫理法人会 西川征樹・副会長(東洋農産株式会社 代表取締役)

テーマ:「『農倫』農業と倫理」

 

昭和51年生まれの43歳です。高校1年生の時から米屋でアルバイトをしました。お金をもらえて、「ありがとう」と言われて、家の仕事より楽でした。仕事は楽しかったです。高校を卒業して、この米屋に入社。社員として働いていましたが、米作りを辞めていく農家の方が増えてきたので、会社で米を作ることになりました。別会社を作り、私が代表になりました。米だけだと暇なので、冬はキャベツとじゃがいもを作ることになり、一生懸命働いてきました。

そうした時に倫理法人会に誘われ、入会。3か月で辞める予定でした。会費を払っているので、モーニングセミナーに行かないともったいないと思い、参加し始めたら、価値観がガラリと変わりました。経営者は孤独ですが、会場に行くと、元気よく迎えられます。倫理法人会の歌である「夢かぎりなく」の歌詞が心に染みて、とても感動しました。3か月の予定が1年になり、そのうちに幹事になり、昨年9月、副会長を拝命しました。今では、入会してよかった、と実感します。

平成27年、朝礼副委員長のときに、礼の仕方、朝礼の仕方を初めて学び、カッコイイと思いました。他の会社にも入ったことがなく、世間のことを何もわからない状態だったので、たくさんのことを教えてもらい、とても良かったです。

今から1か月前の6月15日に、苦難が訪れました。米の苗を1万枚(約50町分)作っていましたが、黄色に枯れてきました。お客様に届ける1週間前に、リポビタンのような苗に英気を与える薬をあげたのですが、それが原因だと思っていろいろと調べました。しかし、何が原因かわからず、悩みつづけ、目の前が真っ暗になりました。農業をしている兄、弟、農薬業者とも相談しました。「苗全部で500万円分の損失だけど、5000万円の損害賠償が来るよ。お金の問題もあるが、一生言われるぞ」という話になりました。

その結果、私は倫理を学んできたので、「すべてを捨てよう」と決めました。5日しかありませんでしたが、新しい苗を1万枚集める、と決意して、久留米や阿蘇の知人・友人に電話連絡をして、余っている苗を分けてもらうようにお願いしました。最終的に色々な方が協力して下さり、なんとか解決の道筋ができた次第です。

苦難は、悪いことをしたから来るのではなく、これから良いことが起こるための苦難である、と思います。3日間、従業員と共に朝67時から夜11時ごろまで仕事をして、社員同士の絆がさらに強くなり深まりました。倫理的な人が、私の周りに多くいてウソをつかずに行動できたと思います。

今回の件では、妻から「あなたがいないと、この家はダメになる」と言われ、頑張らざるを得なくなりました。妻の力を感じることができて、とても良かったと思います。